Another Days

tomorrow's another day、some say …

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ランディ、アース、レイン

【月曜は鷲をめぐる30曲】14・In A Minute / Randy Meisner('8?) 03年にSonic Past Musicというインディーから発掘されたマイズナーの未発表曲集「Love Me Or Leave Me Alone」の多くの曲はがっかりするような80'sロックだったのですけど、力強い”In A Min…

シスコ、LZ、忠

【オムニバスを聞く日曜】78・San Francisco Night (Rhino:R270536-US’91) 前に紹介したRhinoの全集版「Nuggets」LPに「Early San Francisco」というのがありましたが、それの拡大盤が91年に出た本作。タイトル通りシスコサウンドかと思いきや、Autumnレコ…

ウィングス、シルコベ、ジューダス

【土曜はポールのウィングス時代30曲】9・My Love "Mary"のあと72年3月から延々とレコーディングに入ったセカンドアルバムは、当初2枚組を予定しつつもApple側が難色を示し(おまけにポール&ウィングスにしろとセールス用に助言)、結局は「Ram」時代のアウ…

ジーノ、DP,いしだ

68

【金曜68年もの】ディープ・パープル フリフリの衣装を着たメンバーのショットがいかにもビート・バンド然としたディープ・パープルのファースト「Shades Of」はヴァニラ・ファッジに影響されたアートロックサウンドを聞かせるものです。カヴァー曲が多くそ…

乱魔、ペンタ、ハート

J70

【水曜は和もの70's】16・乱魔堂 ブラインド・レモン・ジェファーソンの洪栄龍(g)を中心としたブルーズ・ロックが乱魔堂。事務所がはっぴいえんど関連の「風都市」ということもあってそういう感覚もあり、キャッチーなポップ・ロックも得意としてました。…

レモ4、マーゴ、ゴールドバーグ

【木曜はオルガンいろいろ】レモ4のこと リヴァープール出身のビートバンドでありながら、ドイツのStar Clubレーベルからデビューしたレモ4は、トミー・クイックリーのバックバンド出身。本国ではさっぱりでしたがなぜかドイツでは人気でした。このバンド…

グリース、アルディ、古井戸

【火曜はカヴァー曲のカ~ディラン編】5・New Morning 70年の「New Morning」はあまり聞いてないアルバムでしたのでグリース・バンドのこのカヴァーは最初ディランの曲とはわからなかったのです。ガツンとくる強力なそして重心の低いロックンロール。ジョー…

FBB、フューレイ、EW&F

【月曜は鷲をめぐる30曲】13・Wild Horses / The Flying Burrito Brothers('70) イーグルス参加以前のバーニーのキャリアは、ハーツ&フラワーズ、ディラード&クラーク、そしてフライング・ブリトウ・ブラザーズと、カリフォルニアのカントリーロックの重…

リヴァプール、スティーヴィー、

【オムニバスを聞く日曜】77・She Came From Liverpool~Merseyside Girl Pop1963-68(Ace:CDTOP1561-UK'19) 英AceのBeat Girlシリーズ、それまではレーベルごとでしたが、今回からエリア別。まずはリヴァプール編でマージー河周辺のマージーサイドの女性シ…

ウィングス、ニュージェント、カーヴド

【土曜はポールのウィングス時代30曲】8・Hi Hi Hi セカンド「Red Rose Speedway」のレコーディングから生まれた先行シングルで、72年の暮れにリリースされ、この年を象徴するようなグラムロック的なスピーディーなロケンロー。歌詞の面でBBCから放送禁止を…

バンド。レアバード、ブライアント

68

【金曜68年もの】ザ・バンド ザ・バンドで1枚選ぶとセカンド派、「南十字星」派、そして「Big Pink」派に分かれると思いますが、僕は圧倒的に「Music From Big Pink」派なのです。リチャード・マニュエル(vo)が冴えに冴えていた1枚。デビューから老成してい…

モット、ブリジット、鮎川

【木曜はオルガンいろいろ】ヴァーデン・アレンのこと モット・ザ・フープルで語られるのは圧倒的にイアン・ハンターばかりでたまにミック・ラルフスやミック・ロンソンのことも語られますが、自作が取り上げられなかったことが不満でやめたヴァーデン・アレ…

カップス、ヴァレンティ、

【火曜はカヴァー曲のカ~ディラン編】4・Tears Of Rage ザ・バンドの印象が強いですが、リチャード・マニュエルとの共作でした。初出は「The Basement Tapes」でその後ザ・バンドのファースト「Music From Big Pink」のオープニングを飾ったものです。ジョ…

りりィ、リジー、スミ

J70

【水曜は和もの70's】15・りりィ りりィのセカンド「ダルシマ」からのソフトロック曲”今日は空が雨で出来てる”('73)で、途中からのarrがポール・マッカートニーの“Uncle Albert”にそっくりです(こういうの怒る人もいるけど僕はいやむしろOK)。前年には大…

テンプチン、フェイシズ、ウィンウッド

【月曜は鷲をめぐる30曲】12・Peaceful Easy Feeling / Jack Tempchin('76) イーグルスのファーストに入った”Peaceful Easy Feeling”の作者としてジャック・テンプチンの名前はファンには知られていましたが、76年にファンキー・キングスの一員として歌声…

ヴァージン、シック、VH

【オムニバスを聞く日曜】76・Losing Our Virginity-The First 4 Years '73-'77(Virgin:CDV4001-UK'13) Virginレーベルの最初の4年間をまとめたこのコンピ3枚組は、実はシリーズもので、New Wave時代、メジャー・レーベル時代と続くのですが、この今の時代に…

ウィングス、ヘンリー、ウグイス

【土曜はポールのウィングス時代30曲】7・Goodnight Tonight('79) 「London Town」で再び3人になったウィングスがローレンス・ジュバー(g)、スティーヴ・ホーリー(ds)の新メンバーを加えてリリースしたシングルが”Goodnight Tonight”です。時期は違えど”Da …

フェニックス、ローデン

68

【金曜68年もの】フェニックス 寺内タケシのバニーズの弟バンド的なザ・フェニックスは2枚のシングルを出して解散してしまったのですが、昔からこの”恋するラララ”好きなんです。日本発のワウワウ・ペダル使用らしい(ホントか?) https://www.youtube.com/…

ファジー、チューブス

【木曜はオルガンいろいろ】ロイ・シャーランドのこと ファジー・ダックは、アンドロメダとタッキー・バザードのメンバーが組んだハードロック5人組ですが、このバンドの肝は、ロイ・シャーランドのorganだと思います。派手なソロを取るわけでなく、バッキン…

アーリー、スピノザ、ロバーツ

J70

【水曜は和もの70's】14・アーリー・タイム・ストリングス・バンド 後にラスト・ショウを組む村上律(g,vo)、松田幸一(harmonica)がはちみつぱいを辞めた渡辺勝(vo)らと組んでいたフォーク~カントリー・ロック的なアーリー・タイム・ストリングス・バンド…

ピカディリー、ウォルシュ、クォーターマス

【火曜はカヴァー曲のカ~ディラン編】3・Visions Of Joanna 「Blonde On Blonde」('66)に入った”Visions Of Johanna”は、ルイーズとジョハンナという二人の女性への狂おしい愛を歌ったもの。リアルな存在のセックス対象のルイーズと理想のイメージとなった…

グレン、ロネッツ、プリファブ

【月曜は鷲をめぐる30曲】11・I Volunteer 82年に待望のソロ「No Fun Aloud」を出したグレン・フライ。その時点でイーグルス解散のアナウンスはなく(実際はもう解散状態でしたが)、あくまでも活動休止中に趣味のR&Bっぽいソロを作ったみたいな感じでした…

ロクバスタ、ルル、ター坊

【オムニバスを聞く日曜】75・Rock Buster(CBS:PR48/9-UK'70) 英CBSのアーティストを中心とした欧編集の2枚組コンピ。割と中古屋でもよく見かけました。入ってるのはイッツ・ア・ビューティフル・デイ、BS&T、ソフト・マシーン、サンタナ、ポコ、ジョニー・…

ウィングス、スペシャルズ、ナッシュ

【土曜はポールのウィングス時代30曲】6・Rock Show その昔ML誌の妹分というかヴィジュアル的なアイドル誌「Rockshow」というのがありましたが、こちらは「Venus And Mars」のオープニング曲とメドレーでつながったロックンロール。ジミー・ペイジ、マジソ…

BST、ディッキーズ、ミカド

68

【金曜68年もの】BS&T ブルーズ・プロジェクトを解散したアル・クーパーがホーンズ入れたロックをやろうと組んだ大所帯のバンドがブラッド、スウェット&ティアーズ。デビュー作「Child Is A Father To The Man」はクーパーのセンスが光る都市の音楽で、ニル…

69、スパイダー、ルルー

【木曜はオルガンいろいろ】Armin Stöwe(なんて読むんだ)のこと シックスティ・ナインは、カケレコの「DEEP PURPLEからはじまる「弾きまくり」オルガン・ロック探求!」という記事で知ったドイツのアンダーグラウンドなハードロックです。ロックのオルガン…

杏、クリーム、キーズ

J70

【水曜は和もの70's】13・杏 アプリコットと読ませる高校生の女性デュオ。”輝く明日はない”('73)という絶望的に暗い歌詞世界をカラッと明るく歌ったシングルを1枚出していて、00'sの喫茶ロックの小さなブームの中結構話題となりました。深町純がアレンジで…

デュラン、ケイト、JLC

【火曜はカヴァー曲のカ~ディラン編】2・Lay Lady Lay 声が違う!と皆驚いたクルーナー・ヴォイスの「Nashville Skyline」('68)に入った曲。これもニール・ダイアモンド、ランブリン・ジャック・エリオット、アイズレー・ブラザーズなどのカヴァーがあります…

シャイロウ、ディオンヌ、銀次

【月曜は鷲をめぐる30曲】10・Same Old Story / Shiloh('70) 若きグレン・フライをフィーチャーしたロングブランチ・ペニーホイッスル同様LAのAmosというインディーからデビューしたシャイロウ(Shiloh)はドン・ヘンリーがいたバンドとして知られています…

デルファイ、ムーア、ヒレッジ

【オムニバスを聞く日曜】74・Gee Baby Gee~Del-Fi Girl Groups (Del-Fi:DFCD71266-US'99) Del-Fiレーベルというとリッチー・ヴァレンスやボビー・フラー・フォーが有名な60'sのレーベル(Warner系)ですが、99年にデル・ファイ・ガールズとしてのコンピが…