【木曜はVirginの人たち】ケヴィン・コイン サイレンというバンドでジョン・ピールのDandelionからデビューしたケヴィン・コインは、ソロになってVirginと契約。しゃがれ声のブルージーな人ですが、パブロック的な味わいもあります。73年の「Majory Razor Bl…

【水曜グラム的】アルヴィン・スターダスト この人もゲイリー・グリッター同様60'sにシェイン・フェントンの名前で活動していて、グラムロック時代に改名し成功を収めたのですが、グリッターと違うのはフェントン＆ザフェントーンズは61~61年にそこそこヒッ…

【火曜はRCの30曲】#30 トランジスタ・ラジオ 最後はやっぱりこれ。上り調子の中初めて夜ヒットに出たりといろいろ話題だった曲。♪ベイエリアから~の部分が好き。「Please」に入ったスタジオ・ヴァージョンは金子マリのコーラス、生向委のホーンがサポートで…

【月曜ソングライター】アラン・トゥーサン 言わずと知れたニューオーリンズ音楽の巨匠、アラン・トゥーサン（ホントはトゥーセインと呼ぶらしい）が77位です。アーマ・トーマス、ミーターズ、アーニー・ケイドウら周辺のアーティストに書いた数多くの曲はニ…

【日曜はデイヴィッドさん大集合】23/30 デイヴィッド・ソウル（David Soul） 「スタスキー＆ハッチ」も知らなかったのでなんでこの”やすらぎの季節”が大ヒット(#1)したのか当時よくわかりませんでした。TV俳優のデイヴィッド・ソウルは元々フォーク・シンガ…

【土曜は和もの80's】プライベーツ ストーンズタイプのブルージーでやんちゃなロックンロールというのはいつの時代も手本になるようで、プライベーツのちょうどバンドブームの頃に出た”気まぐれロメオ”('89)もそんな感じ。スライドを弾く手塚稔は、YOUの最初…

【木曜はVirginの人たち】スキッズ ビッグ・カントリーのスチュワート・アダムソン(g)がいたバンドという認識は間違いではないんですが…詩人リチャード・ジョブソンをフィーチャーしたスコットランドのパンキッシュなバンド。79年の「Scared To Dance」はラ…

【水曜グラム】ハロー BCRをグラムに入れてしまう寛容さがイギリスにはあるのですが、BCRのライヴァルと言われたいくつものアイドル系にもグラム～パワーポップ系のテイストあります。ハッピー・ロックというキャッチフレーズだったハローはゾンビーズのロー…

【火曜はRCの30曲】#29 ラプソディー 歴史的なライヴ盤となった80年の4月5日久保講堂でのアルバムのタイトルに選ばれたのは、♪バンドマン、歌ってよ～と繰り返される甘酸っぱいメロディーの”ラプソディー”。くしくも小川銀次最後の夜になったというこの日の…

【月曜ソングライターズ】カーティス・メイフィールド 78位はカーティス・メイフィールド。依然としてアルバム単位よりも曲単位になってしまうソウル系ですが、カーティスに関しては好きな曲は昔に比べると増えました。Curtom時代のアルバムをまとめて安価で…

【デイヴィッドさん大集合】22/30 デイヴ・ギルモア（David Gilmour） シド・バレットの後任としてピンク・フロイドに加わったデイヴ・ギルモアは、バンドの演奏面でのリーダーとして長らくフロイドを引っ張ってきました。意外とブルージーなｇを弾くことは…

【土曜は和もの80's】Samba De Mar / 大貫妙子('81) RCA移籍後ヨーロピアン路線へ転じた大貫妙子を一番よく聞いたのは「Aventure」、「Cliche」あたりでした。味付けはYMO一派のテクノ風味ですが、あくまで味付け。この”Samba De Mar”もエレクトロニック・サ…

【金曜はパイドセレクション】 PPHの84年2月の広告から 日本では”恋はAmiAmi”(倉田まり子のカヴァーも)が知られたベルギーのリオの” Trou de mémoire”はｍ”気分悪くなりたい”みたいな邦題がついてた記憶。80’sのヨーロピアン・ポップスって独特の味わいがあ…

【木曜はVirginの人たち】トム・ニューマン 初期Virginというとアンダーグラウンドなプログレが多いという印象ですが、プログレというスタイルに染まらないジャズロックやサイケ、シンセ音楽が多かったと思います。サイケ代表が60'sにはジュライのメンバーだ…

【水曜グラム的】パンチン・ジュディ Transatlanticというフォーク系のレーベルから登場したパンチン・ジュディは、女性シャウターのバーバラ・オウマーラ(vo)をフィーチャーした4人組。これも厳密にはグラムではないのでしょうが、そういう曲もあってそうい…

【火曜はRCの30曲】#28 指輪をはめたい 曲としては「シングル・マン」の時代からあったらしいのですが、レコード化されたのは「OK」('83)になってからです。ライヴではコール＆レスポンスの連続で始まるまでのMC込みだと20分近いのです。R&Bマナーのバラード…

【月曜ソングライターズ】ルシンダ・ウィリアムズ ネット始めた頃「Sweet Old World」というルーツロック系のHP～掲示板でお世話になってました。あの頃はそのHP名がルシンダ・ウイリアムスのアルバムの名前から取られてる事も知りませんでしたが、オルタナ…

【デイヴィッドさん大集合】21/30 デイヴ・ペヴェレット（Dave Peverett） ロンサム・デイヴことデイヴ・ペヴェレットは、71年のサヴォイ・ブラウンのキム・シモンズを除く3人の脱退から生まれたフォガットのvo。イギリスのバンドながら米Bearsvilleと契約し…

【土曜は和もの80's】朝もやのエクス・アン・プロバンス / 石野真子('85) 83年に復帰した石野真子が85年に出した「サフラン」はヨーロピアン歌謡の知らざれる傑作です。安井かずみ=加藤和彦の作品が並び（加藤和彦がこの路線を高岡早紀で試すのはもっと後の…

【メカゴジラの逆襲('74)雑感】 結果的に昭和ゴジラ最終作(正確には違うけど)となったシリーズ第15作。毎週やるTVの特撮物に押され、怪獣映画斜陽の中、観客動員数が激減の為東宝はシリーズ終結を決めたものの、本多猪野四郎監督＝田中友幸製作＝伊福部昭音…

【木曜はVirginの人たち】OMD オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークはデビューこそFactroyでしたが、Virgin傘下のDindiscからファースト・アルバムを出しています。クラフトワークやノイに影響を受けた無機質なエレクロニック・ポップとして登…

【水曜グラム的】ブラックフット・スー ブラックフット・スーもグラムとは言い切れない部分あります。ただ”Standing In The Road”('72)のTVライヴを見ると、ルックスや演奏にグラムの匂いを感じられます。マイナー・レーベル故に続かなかったという話もあり…

【火曜はRCの30曲】#27 金もうけのために生まれたんじゃない('72) デビュー作「初期のRCサクセション」に入った”金もうけのために生まれたんじゃないぜ”は、青さ満点。ジャカジャカ弾きまくる初期のライヴから。”やりたいことをやって飢え死にするなら満足な…

【月曜ソングライターズ】マーヴィン・ゲイ 82位はマーヴィン・ゲイです。40年くらい前FMの「軽音楽をあなたに」でマーヴィン・ゲイの特集をやって、その時のエアチェックしたカセットこそ、僕にとってもマーヴィン・ゲイ。当然Motown時代で”Sexal Healing”…

【デイヴィッドさん大集合】20/30 デイヴィッド・クロス（David Cross） デイヴィッド・クロスは、クリムゾンの｢太陽と戦慄」から参加したviolin弾きですが、クラシックの素養があったと聞きます。正規のkbなしのこの時期のクリムゾンの抒情性を支えてたのは…

【土曜は和もの80's】ノヴェラ 関西のシェラザードと山水館というプログレ＋ハードロックが合体してできたノヴェラ（シェラザードが改名した新バンドということでは会社(キングの新レーベル、ネクサス）が納得せず、山水館のメンバーを加えたスーパーグルー…

【木曜はVirginの人たち】ギルガメッシュ サブレーベルCarolineからデビューしたギルガメッシュは、アラン・ガウエン(kb)を中心としたジャズロックで、75年にリリースされた「Gilgamesh」は不思議な魅力に満ちた1枚。ここもbassが固定できず、スティーヴ・ク…

【水曜グラム的】ハロー・ピープル ハロー・ピープルは、メンバーがピエロのメイクをしたロック・バンドで、67年にNYで結成され翌年にデビュー。同じようないでたちのキッスよりも活動時期は早いです。ABCには、74年~5年に2枚出しています。トッド・ラングレ…

【火曜はRCの30曲】#26 Johnny Blue('82) 古井戸の”飲んだくれジョニー”の改作ヴァージョンで「Blue」に入っておりました。スタジオ・ヴァージョンの小刻みなカッティングやソロにしびれます。 https://www.youtube.com/watch?v=EoehfFBuYqU