Another Days

tomorrow's another day、some say …

ウィングス、スペシャルズ、ナッシュ

【土曜はポールのウィングス時代30曲】6・Rock Show

その昔ML誌の妹分というかヴィジュアル的なアイドル誌「Rockshow」というのがありましたが、こちらは「Venus And Mars」のオープニング曲とメドレーでつながったロックンロール。ジミー・ペイジマジソン・スクエア・ガーデン、ハリウッド・ボウルなんて実名が出てきて高揚させ、すぐglockenつかったメロウな部分でクールダウンさせ、オーディエンスを煽る様な部分があって本線へ戻るという複雑なつくり。スライドなのかドブロなのかそういうボトルネック系のgを弾いてるのはジミー・マカロック。そして最後はニュー・オーリンズ録音な事を思い出させるアラン・トゥーサンのpianoを基調としたジャム風でエンディングという構成。

https://www.youtube.com/watch?v=QTe_mxII3KM

 

 

【名曲リレー2596】night#2

■Friday Night Saturday Morning / Specials(’81)

スペシャルズ末期のシングル“Ghost Town”のB面曲の一つ。デビュー作ではスカとパンクが一緒になったような音楽でしたが、パンク色が薄れゆったりとしたリズムが前面に出たセカンド「More Specials」周辺の音。後にファン・ボーイ3~カラーフィールドのテリー・ホールがvoを取る心地いいナンバーで、週末の夜のありふれたスケッチです。

https://www.youtube.com/watch?v=F5n0Qy7Uag4

 

ただいまのBGMはグラハム・ナッシュの「Songs For Beginners」('71)なり。ホリーズ、CS&Nを経て初のソロで気の置けない友人たちがセッションに参加。ジェリー・ガルシアの浮遊感溢れるsteel-gの入った”I Used To Be A King”は、昔持ってたLPには曲の前の数秒スタジオジャムの様子がイントロとして入ってましたがCD化の際削られてしまいました。手に触れたものが黄金になってしまうマイダス王の歌は、ホリーズ時代も歌ってました。