Another Days

tomorrow's another day、some say …

杏、クリーム、キーズ

【水曜は和もの70's】13・杏

アプリコットと読ませる高校生の女性デュオ。”輝く明日はない”('73)という絶望的に暗い歌詞世界をカラッと明るく歌ったシングルを1枚出していて、00'sの喫茶ロックの小さなブームの中結構話題となりました。深町純がアレンジで参加。解散後その後ミスティというバンドを経て、分裂。ネオマチスというパンク系のバンドを80'sにやってたのは福井めぐみで桑原加奈子はスターキング・デリシャスのコーラスをやったのだとか。

https://www.youtube.com/watch?v=TAPhZrhOgI8

 

 

 

【名曲リレー2593】room#3

■White Room / Cream(‘68)

僕が洋楽を聞き始めた76年頃、少なくとも僕の周りではクラプトンと言えばレイドバックした近作よりも、クリーム時代の火花が飛び散る様な演奏が圧倒的に支持されていました。当時解散して8年たってますが、それほどインパクトが強かったバンドだったのですね。そのクリームの3枚目「素晴らしき世界」(Wheels Of Fire)のスタジオサイドに入った“White Room”は、荘厳な感じのイントロからラストまでカチッと決まったわかりやすい音です。クラプトンのワウなgが隙間を埋めるハードロック的な演奏。フェリックス・パパラルディのviolaをフィーチャー。歌詞でピート・ブラウンが協力したジャック・ブルースの代表作だと思います。後年ヒュー・コーッンウェル(ストラングラーズ)がカヴァーしたときはびっくり。

https://www.youtube.com/watch?v=QgobtoGEnn0