【オムニバスを聞く日曜】77・She Came From Liverpool~Merseyside Girl Pop1963-68(Ace:CDTOP1561-UK'19)
英AceのBeat Girlシリーズ、それまではレーベルごとでしたが、今回からエリア別。まずはリヴァプール編でマージー河周辺のマージーサイドの女性シンガーを集めたもの。さすがにシラ・ブラック、ベリル・マースデン、グレンダ・コリンズ、ブレイカウェイズらそこそこ知名度がある人たち多し。
ジャッキ・マーティンの64年の”Till He Tells Me”は小気味よいビートもの。後ろで弾いてるgがカッコいい、ひょっとしたらペイジかも?リリースはFontanaから。
https://www.youtube.com/watch?v=upRZkxXHe84
後にショットガン・エキスプレスをロッド・スチュワートと組むベリル・マースデンはキュートな歌声が印象的な人。「At The Cavern」というオムニバスに入った”Everybody Loves A Lover”はシンプルなビートものです。
https://www.youtube.com/watch?v=5-ed2zYZ_lQ
サマンサ・ジョーンズは元ヴァーノン・ガールズの人でジャッキー・デシャノン作の”Just For Him”('65)はしっとりと聞かせます。リリースはUAから。
https://www.youtube.com/watch?v=3hzbZCKnHmU
ガールズ・バンドのライヴァーバーズの” Why Do You Hang Around Me”は、珍しくBEAT CLUBでの演奏シーンがありました。こうやって取り上げられるのはそれなりに知名度があったからなんでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=-plCIME4lLU
ティファニーことアイリーン・グリーンのソウツ(Thoughts)を従えてのロッキンなシングル”Baby Don't Look Down”('66)はランディ・ニューマン作品。リリースはParlophoneから。
https://www.youtube.com/watch?v=CxmtFevC5zY
【名曲リレー2611】what#3
■For What Its Worth / Stevie Nicks(’22)
スティーヴィー・ニックスには11年の「In Your Dreams」に自作の”For What It's Worth”という名曲がありますが、このタイトルで誰もが思い出すバファロー・スプリングフィールドの有名曲のカヴァーも22年にリリースされました。声が若いので過去の音源らしいと思ったのですがそうでもないようです。しかし同名異曲とは紛らわしいけどアレンジはオリジナルに忠実で風化してません。
https://www.youtube.com/watch?v=MWkZBQivP74
【追悼スティーヴ・ハーレイ】#7・純白の鳩
「Timeless Flight」(時間を超えた男)は全英18位止まりでしたが、ここからのセカンドシングルが”White White Dove”で、前のシングル黒もこの白も結局チャートでは芳しくなかったのです。ツアーではスノーウィー・ホワイトに代わってジョー・パートリッジがセカンドgで参加したそう。何かが始まりそうなことを予感させるイントロがカッコいい。ついに日本盤シングルも途絶えました。
https://www.youtube.com/watch?v=QFoPeSkW-Zo