2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
【月曜の女たち】加藤ミカ サディスティック・ミカ・バンドが渡英し、ロキシー・ミュージックの前座でツアーに同行した際、出演したBBCのOGWTの動画。小原礼に代わって後藤次利(b)が参加しファンク路線が強調された時期。ミカが登場するのは後半の”Suki Suki…
【日曜はマッド・ドッグス&イングリッシュメンをめぐる人たち】ニコール・バークレイ 成功したガールズ・ロック・バンドの最初の一つがファニーですが、ここのkbのニッキー・バークレイがファニー以前にコッカーのツアーにコーラスで加わっていたのです。フ…
【土曜NW】The Word Girl / Scritti Politti('84) スクリッティ・ポリッティはグリーン・ガートサイドの涼し気な歌声が印象的なユニット。デビューはRough Tradeでしたが、セカンドはVirginからリリースでした。この”The Word Girl”は、レゲエのリズムが心地…
【金曜はAtcoの人たち】デラニー&ボニー 強力なバックのフレンズを座長のリオン・ラッセルがまるごとジョー・コッカーの方に移ってしまったんで、「From Delaney To Bonnie」のアルバムではサザン・ソウルのバックをやっていたディキシー・フライヤーズが担…
【木曜鍵盤曲】Pits Of Darkness / Don Shinn('69) ヴィネガー・ジョーの前身となったダダはもちろんエルキー・ブルックスのサザン・ソウル的なvoなしでは語られませんが、ドン・シン(kb)のモッズ的なノーザン・ソウル的なセンスもあってそうした音楽性が拮…
【Wednesdayだからwの人】スノーウィー・ホワイト(Snowy White) ピンク・フロイドのツアーgtrとして知られたスノーウィー・ホワイトの”Bird Of Paradise”('84)は、ピーター・グリーンやギルモア系列の泣きのgを披露したヒット。メインストリームではありま…
【火曜はカヴァー曲のカ】Disguises ザ・ジャムがデビュー当時からザ・フーをお手本にしてたことはわかりますが、その憧憬をあらわにするかのように時々シングルのB面でフーのカヴァーを披露します。”Funeral Pyre”という後期の、もはやモッズに収まり切れな…
【月曜の女たち】パティ・オースティン 80'sに”Baby Come To Me”の大ヒットで僕は名前を覚えましたがパティ・オースティンは70'sからコーラスの仕事であちこちでクレジットされてました。ソロデビューは76年CTIからなのでジャズ・シンガーのくくりだったので…
【日曜はマッド・ドッグス&イングリッシュメンをめぐる人たち】リタ・クーリッジ この項もほとんど終わりですが、ライヴでもソロコーナーを与えられたリタ・クーリッジは、コッカーのツアー後A&Mからソロデビュー。初期はルーツ系のシンガーでしたが、70's半…
【土曜NW】ブロンスキー・ビート ブロンスキ・ビートはジミー・ソマーヴィル(vo)を中心としたエレクトロニック・ポップ3人組で84年にLondonからデビューしています。この"Smalltown Boy"(#3)は、ソマーヴィルの悲しげなファルセットとテクノビートの織りなす…
【金曜はAtcoの人たち】ジューシー・ルーシー 英Polydor=米Atcoの流れがありましたが英Bronzeはそうでもなくユーライア・ヒープはMercury、コロシアムはABC、テンペストはWB、パラディンはEpicとバラバラ。ジューシー・ルーシーはVertigo時代のファーストか…
【木曜鍵盤曲】Ooh Baby Baby / Launa Nyro 歌を引き立てるpianoといえばローラ・ニーロも忘れがたいものがあります。この人の場合歌とpianoはセットなんですが、遺作となった「Angel In The Dark」('01)は初期の研ぎ澄まされた鋭さはなく、まろやかなナチュ…
【Wednesdayだからwの人】ジャッキ・ホイットレン(Jaki Whitren) ジャッキ・ホイットレンは、英フォーク系sswで73年の「Raw But Tender」でデビューしたときはまだ20歳だったといいます。リリースはEpicからなんですがCDがSunbeamというマイナーどころから…
【火曜はカヴァー曲のカ】いつか エポの「Poptracks」('87)に入ったタツロー曲。オリジナルは「Ride On Time」の1曲目でした。エポのヴァージョンは、リアルタイムではなくあとで知りましたが丁度新譜とか聞かなくなったころだったんで気づくの遅くなりまし…
【月曜の女たち】エミルー・ハリス とりわけ70'sのエミルー・ハリスは美しいのですが、やってる音楽は苦手です。カントリーロック好きなんですが、なぜエミルーのが僕に響かんのかは今もって謎。多分カントリーの要素が強いからでしょう(GPはOK)。ただ黒髪が…
【日曜はマッド・ドッグス&イングリッシュメンをめぐる人たち】ドナ・ワイエス この項を書こうと思ったきっかけはこの人でした。ドナ・ワイエス(Donna Weiss)。ほとんど知られていないsswです。コッカーのMad Dogsのツアーにコーラスの一人として参加のほ…
【土曜New Wave】ジョーボクサーズ ジョーボクサーズは、80's半ばにボクサービートとか言われて一部で盛り上がったバンド。スタイル・カウンシルやブロウ・モンキーズのようにR&Bを白人なりにオシャレに消化した80'sの英国らしい音です。文句なしに楽しい”Ju…
【金曜はAtcoの人たち】ファット・マットレス ロバート・スティッグウッドがらみの英Polydorのアーティストが米配給はAtcoという流れがありまして、クリーム、ビージーズ、ジャック・ブルース、デレク&ザ・ドミノス、クラプトン、エアフォースと皆米Atcoから…
【木曜鍵盤曲】Blessed Relief / Frank Zappa &The Mothers('72) ジョージ・デュークというと僕なんかはスタンリー・クラークとのクラーク・デューク・プロジェクトあたりを思い出しますが70'sはジャン・リュック・ポンティがらみでザッパのマザーズに加わっ…
【Wednesdayだからwの人】デイヴィッド・ワーナー(David Werner) ジャケット姿のイラストのジャケットがEpicから出てたことは覚えてるピッツバーグ出身のシンガー。その79年の「David Werner」は、3枚目でパワー・ステーション録音でボブ・クリアマウンテン…
【火曜はカヴァー曲のカ】Hold An Old Friend's Hand sswのドナ・ワイス(今度の日曜にたっぷり書きます)がブレンダ・パターソンに書いた名曲です。僕はトレイシー・ネルソンのソロのを最初に聞いた気がしますが、87年にデビューし一世を風靡したアイドル系シ…
【月曜の女たち】アライナ・ムーア(Alaina Moore) いつになってもFBのグループで極論を書く人がいます。その方はFBのメンバーの年齢層が比較的高い音楽系グループで投稿されるアーティストが、70's~80'sの人ばかりなのが大いに不満らしく、そういうのは既…
【日曜はマッド・ドッグス&イングリッシュメンをめぐる人たち】クラウディア・レニア ドン・ニックス夫人だったこともあるクラウディア・レニアーは「Phew」という傑作ソロがあります。よく言われるのはストーンズの”Brown Sugar”やボウイの”Lady Grinning S…
【土曜New Wave】ロイド・コール&ザ・コモーションズ グラスゴー大学の仲間とロイド・コールが結成したロイド・コール&ザ・コモーションズは、質感がREMなど米カレッジバンドに近いものがあります。デビュー作「Rattlesnake」('84)は名曲ぞろいですが、R&B…
【金曜はAtcoの人たち】ブルー・マウンテン・イーグル 解散したバファロー・スプリングフィールドのデューイ・マーティンが新たにニュー・バファローを組もうとしたことがありました。結局は実現しませんでしたがその時に集められたメンバーが新たに組んだの…
【木曜鍵盤曲】Repent Walpurgis / Procol Harum organとpianoをそれぞれ専門にしたkb奏者をメンバーに持ったバンドは、音楽性はともかくザ・バンド的と言われる(スプーキー・トゥースやプロコル・ハルムも)のはある意味ザ・バンドの呪縛的なものではないか…
【wednesdayだからwの人】ゲイリー・ライト スプーキー・トゥースに参加したアメリカ人kb。この時期のスプーキーズはマイク・ハリソンがpiano、ライトがorganを弾き二人が歌うというスタイルでした。同時進行でソロ活動も始め、解散後はワンダーホイールとい…
【火曜はカヴァー曲のカ】Be My Baby 言わずと知れたロネッツの超有名曲ですが、今日はこっちでもBOCを。”Godzilla”が入った有名な「Spectors」('78)のボーナストラックとしてCDに加えられた”Be My Baby”はひねりもないストレートなカヴァー。おそらくはタイ…
【月曜の女たち】石川セリ 「ニューミュージック」という言葉が使われ始めたのは75~6年頃だったと思います。歌謡曲とは違う日本のフォーク・ロックの中でも洗練されたムードで、少なくとも初期には先鋭的なイメージもあったかと(今でいう「シティ・ポップ」…
【日曜はマッド・ドッグス&イングリッシュメンをめぐる人たち】ボブ・ジョーンズ マッド・ドッグス~には10人近いvoが参加。その多くがこれ以降名のある仕事をした人でprodのデニー・コーデルの先見の明が光ります。 ボブ・ジョーンズという人は僕はウィ・フ…