Another Days

tomorrow's another day、some say …

ランディ、アース、レイン

【月曜は鷲をめぐる30曲】14・In A Minute / Randy Meisner('8?)

03年にSonic Past Musicというインディーから発掘されたマイズナーの未発表曲集「Love Me Or Leave Me Alone」の多くの曲はがっかりするような80'sロックだったのですけど、力強い”In A Minute”はなかなかよかった。手元にそのCDがないのでいつ頃の録音か不明ですが、ブルース・ガイチ(g~リチャード・マークス)とマイズナーの共作で80's半ばのものでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=i--dhptS9LI

 

 

 

【名曲リレー2619】boogie#3

■Boogie Wonderland / Earth Wind & Fire with The Emotions(’79)

EW&Fがエモーションズを従えてリリースした79年のディスコヒット曲。これを書いてるのがアリー・ウィリスとフィフス・アヴェニュー・バンド出身のジョン・リンドというのが驚きでした。ゴージャスでキャッチーなフックが耳に残ります。「黙示録」という邦題の「I Am」から。最高位6位。

https://www.youtube.com/watch?v=god7hAPv8f0

 

ただいまのBGMはロニー・レイン&ザ・バンド・コールド・スリム・チャンスの「Anymore For Anymore」(’74)なり。フェイシズを辞めたロニー・レインがあらたに始めたのは、バンド形式ではなくダンスや芝居を含むパッケージショーで、このバンド部門がスリム・チャンス。最初のアルバムはフェイシズゆかりのGMからリリースされました。ザ・バンド的な土くさい音楽でギャラガー&ライル、ケヴィン・ウエストレイク、ジミー・ジュエルらが参加。”Bye And Bye”ではレインの飄々とした歌声や泥くさいグラハム・ライルのスライドgが聞きものです。

 

【先週の読書】
24033■グラスホッパー / 伊坂幸太郎(角川文庫)
ちょっと懐かしい伊坂の殺し屋シリーズ。初読の時は整形のリハビリに通ってた頃で待ち時間に読んでたことまで思い出しました。ちょうどのその頃はむさぼるように伊坂作品を読んでたのですが、最近はちょっと飽きてます。久々の再読でしたが、思ってたほどページめくる手が進まず意外でした。
 24034■平場の月 / 朝倉かすみ(光文社文庫)
何年か前の文庫化の際に「映画化決定」の文字が腰巻にありましたがあれはどうなったんでしょうか?3回目にして初めて須藤の気持ちが少しわかったような気もします。

 

【追悼スティーヴ・ハーレイ】#14・バレリーナ

83年には”Ballerina”というシングルが出ました。シンプルなメロディーでこっちの方が"I Can't Even~"よりも楽しめます。70'sの多くのヴェテラン同様80'sはなかなか苦戦していたハーレイですが51位ながら久々のチャートイン。prodはマイク・バット。

そして84年には新たなコックニー・レベルを率いてツアーを行い、今度はミッキー・モストのRAKと契約します。