Another Days

tomorrow's another day、some say …

アーリー、スピノザ、ロバーツ

【水曜は和もの70's】14・アーリー・タイム・ストリングス・バンド

後にラスト・ショウを組む村上律(g,vo)、松田幸一(harmonica)がはちみつぱいを辞めた渡辺勝(vo)らと組んでいたフォーク~カントリー・ロック的なアーリー・タイム・ストリングス・バンドは73年にたった1枚シングルを出して解散してしまったのですが、発掘音源が79年に出て73年のライヴから”ぼくの家”。ゆったりとした律のsteelが心地いいのです。

https://www.youtube.com/watch?v=uqp9retthhU

 

 

【名曲リレー2600】now#2

■Doesn‘t She Know By Now / David Spinozza(’78)

デイヴィッド・スピノザはNY出身のジャズ系のセッションgtrでポール・マッカートニーの「Ram」のオーディションを経て呼ばれその作業に合わなくて離脱した(そしてプラスティック・オノ・バンドに加わりヨーコと恋仲になりジョン・レノンとヨーコの別れ話に発展する)エピソードが有名です。78年のソロ「Spinozza」(スピノザ・ニュー・ヨーク)の“Doesn‘t She Know By Now”ではアコギを使ってボッサなムードを出してます。Voでデイヴィッド・ラズリーらが参加。Saxソロはマイケル・ブレッカーです。

https://www.youtube.com/watch?v=A_2Ixwe27vY

 

ただいまのBGMはリック・ロバーツの「She Is A Song」('73)なり。フライング・ブリトウズ解散からファイアフォール結成まで、リック・ロバーツはソロでA&Mから2枚のLPを出していました。これは2枚目で解散したクリス・ヒルマンがprodし、ジョー・ウォルシュのバーンストームやポコ、マナサスのメンバー(皆在コロラドでした)が参加した楽しい1枚。西海岸にいた連中が一時期コロラドに移った(それはCaribou Ranchというスタジオが出来たからなんですが)事もありました。ジョー・ヴァイターリの哀愁のfluteが入ったタイトル曲はベストでしょう。