【オムニバスを聞く日曜】83・Vanguard Folk Rock Album (CDWIKD248-UK'05）
英Big Beatから出たVanguardレーベルのフォーク・ロック系の人を集めたコンピ。フォークロック好きですが、歌詞よりもメロディー派なので、真摯なムードのあるこのレーベルの人たちはやっぱり苦手でした。かつてキングからVanguard のsswものが廉価盤で出た事があったのですけど、やっぱり(僕には)あかんかったので。収録されてる人たちは、パトリック・スカイ、ミミ・ファリーナ、バフィ・セント・マリー、スティーヴ・ジレット、イアン&シルヴィア、エリック・アンダーセン、サーカス・マキシマムら。ジェリー・ジェフ・ウォーカーがいたサーカス・マキシマムはいい感じです。
サーカス・マキシマムはこの中では一番ビートがあって好みです。ジェリー・ジェフのスタイルは後の方が数倍良いですけど。
【名曲リレー2653】nowhere#3
■Nowhere Fast / Fire Inc（‘84）
映画｢ストリート・オブ・ファイア」の中でダイアン・レイン演じるエレン＆ジ・アタッカーズが歌いますが、吹き替えで、フェイス・トゥ・フェイスのロリー・サージェントとホリー・シャーウッド(元ゴッドスペル、ワンダーギャップ）によるものです(演奏はフェイス・トゥ・フェイス）。有名な“今夜は青春”は、ミートローフとの仕事で有名なジム・スタインマンによる人工的な大げさなロックオペラ的な曲がこの「ロックンロールの寓話」には非常にマッチしてるのですが、映画の冒頭で歌われる“Nowhere Fast”もまた歌謡ロック的です。
