Another Days

tomorrow's another day、some say …

69、スパイダー、ルルー

【木曜はオルガンいろいろ】Armin Stöwe(なんて読むんだ)のこと

シックスティ・ナインは、カケレコの「DEEP PURPLEからはじまる「弾きまくり」オルガン・ロック探求!」という記事で知ったドイツのアンダーグラウンドなハードロックです。ロックのオルガンでハモンド・オルガンはある意味花形でして、マーシャルのアンプにオルガンをつないで歪ませたというジョン・ロードの手法はハードロックに特化したバンドとして見出した案だったのですね。72年に唯一作「Circle Of The Crayfish」(Phillips)を出したバンドです。kbのArmin Stöwe(なんて読むんだ!ドイツ語必須でしたが何も残ってない)という人は、クラシカルなトーンもあって明らかにジョン・ロードの影響下にありますが、これをノイジーに歪ませるやり方で継承しています。

https://www.youtube.com/watch?v=LUK2eG6XhuA

 

【名曲リレー2594】white#2

■White Man Black Man / Spiders From Mars(’75)

グラムロック時代のデイヴィッド・ボウイーのバックをやっていたスパイダーズ・フロム・マーズは解散後、トレヴァー・ボルダー(b)、ウッディ・ウッドマンジー(ds)を中心に再結成。同時期のボウイーのバンドにいたマイク・ガースン(kb)、ケストレルのデイヴ・ブラック(g)、ピート・マクドナルド(vo)の5人組でPyeからデビューしています。時代柄ニッチポップな味わいもある“White Man Black Man”です。

https://www.youtube.com/watch?v=XzMtNgW0WLk

 

ただいまのBGMはルイジアナズ・ル・ルーの「Louisiana’sLe Roux」('78)なり。その名の通りルイジアナ出身のポップロックで、後にTOTOに加わるファギー・フレドリクセン(vo)がいたバンドではありますが、それはずっと後の話で、Capitolからのデビュー盤。ハードポップな曲もありますが、メロディアスな”New Orleans Ladies”は昔から好きな曲でした。仏Magicが70's米Capitolのポップロックを率先してCD化してたことがあってそれをパイド・パイパーの通販、ビリーズ・イン・マジックで買いました。