2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
【水曜はCharismaの人たち】27 Alan Parsons Project アラン・パーソンズ・プロジェクトのデビュー作は、エドガー・アラン・ポー作品のイメージアルバム風の「Tales Of Mystery And ImaginationーEdgar Allan Poe」('76)でした。テーマこそゴシックですがや…
【新火曜はカヴァー曲のカ】Runnin’Away スライ&ザ・ファミリー・ストーンのファンク・ナンバーをヨゼフKにいたポール・ヘイグがカヴァー。80's初めのニュー・ウェイヴがファンクと結びついてオルタナティヴな方向に進みつつあった時代の産物ですね。82年の…
【ケヴィン・エアーズの30曲+】4・Stranger In Blue Swede Shoes('71) 71年のシングル”Stranger In Blue Swede Shoes”は、エアーズらしい痛快なロックンロールです。このキャッチーな曲もヒットはしなかったのですが、代表曲として以後ライヴでもレパート…
【オムニバスを聞く日曜日】Art School Dancing(Harvest:5387762-UK'02) EMI傘下のアンダーグラウンドなレーベルHarvestの音源を集めたお手軽なコンピ「Art School Dancing」('02)です。このCDは渋谷のちゅらさんの店(実際に「ちゅらさん」で使われたんで…
【土曜は和もの80's】レベッカ とりあえず最後はレベッカと決めてました。和製マドンナっぽい印象だった”Love Is Cash”からあれよあれよとスターダムにのし上がったレベッカは、80'sに登場したメジャー系ロック・バンドの最高峰だったかもしれないと今にして…
【フルート・フライデー】Feelin’Good / Traffic('69) 69年の5月に出たトラフィックの3枚目「Last Exit」。これが出た時点でメイスンが再び飛び出し、バンドは解散状態だったようですが、レーベルとしてはあたかもバンドが継続してる様なジャケ(キャパルディ…
【木曜インスト】Lester Leaps In / The Monochrome Set('79) モノクローム・セットの音楽は途中からギターポップになりましたが、初期は怪しげなスパイ映画のBGM風だったり、無国籍なメロディだったりとちょっとつかみどころがなかった。Cherry Redから83年…
【水曜はCharismaの人たち】26 Hawkwind UAからCharismaに移籍した頃のホークウインドは過度期でニック・ターナー(sax)、アラン・パウエル(ds)といった古くからバンドを支えたメンツが辞めボブ・カルヴァート(vo)とデイヴ・ブロック(g,vo)を中心に活動。77年…
【新火曜はカヴァー曲のカ】Tell Me Have You Seen Me? スモール・フェイシズのImmediate移籍アルバムに入った”Tell Me Have You Ever Seen Me?”を同じImmediateのアポストリック・インターヴェンション(Apostlic Intervention)というバンドがカヴァー(…
【ケヴィン・エアーズの30曲+】3・Gemini Child 編集もの「Odd Ditties~不思議のヒット・パレード」('76)で初めて紹介された”Gemini Child"もまた1期ホール・ワールドによる演奏で、BBC音源もありました。主張するオールドフィールドのbassも印象的なナン…
【オムニバスを聞く日曜】Watch Your Step~Beat Era Vol.1(Sequel:NEXCD107-UK'90) 60'sのPyeの有象無象のアーティストの音源は80's後半になってやっと整理され始めたようで、Castle CommunicationグループのSequel(その後Sanctuaryグループに統合されまし…
【土曜は和もの80's】南佳孝 元祖シティ・ボーイのイメージがある南佳孝は松本隆がprodした「摩天楼のヒロイン」でデビューした人ですが、80年の”憧れのラジオ・ガール”では軽快なメロディーとヴォコーダーの使い方がミスマッチ的で面白い。ミスDJの頃の川島…
【フルート・フライデー】Nightmare / Turley Richards('71) ターリー・リチャーズは、僕には80'sにフリートウッド・マックのメンバーがサポートしたsswという印象でしたが、70'sにはフォーキーな作品を何枚か出してたことはCD化された名盤探検隊で知りまし…
【木曜インスト】Love At First Sight 聞けばすぐわかるゲンズブール&バーキンの”ジュ・テーム”なのですが、サウンズ・ナイスという匿名的なインスト・ユニットによるストレートなカヴァー。オルガンを弾いてるのはルパーツ・ピープル~ガンにも加わっていた…
【水曜はCharismaの人たち】25 Genesis Charismaレーベルの顔であるジェネシスは、とにかく初期は苦手でピーター・ゲイブリエルが抜けてフィル・コリンズが歌うようになってからやっとなんとなくピンとくるようになったものです。だから2枚組ライヴ「Seconds…
【新火曜はカヴァー曲のカ】To Love Somebody 映画「小さな恋のメロディー」で流れた”To Love Somebody”もまた無数のカヴァーがあります。ロバータ・フラック、グラム・パーソンズがいた頃のフライング・ブリトウズ、ジャニス・ジョップリン、アンディ・サマ…
【ケヴィン・エアーズの30曲+】#2 May I? やはりバックバンドが必要というマネージャー(Blackhill Enterpriseというフロイドと同じマネージメント)のピーター・ジェナー(少し前はエディー・リーダーのマネージャーとして来日にも同行したというWさん情報…
【オムニバスを聞く日曜】Bleeker Street・Greenwich Village In The 60’s(Astor Place-'99) トリビュート・アルバムというのが90's流行りました。テーマ別の、主に新録によるコンピレーション。いろいろ買ってるとオムニバスが急速に増えました。アーティ…
【土曜は和もの80's】加藤和彦 マリー・ローランサンという名前も、ジャケットの金子もこれで知った加藤和彦の83年作「あの頃マリー・ローランサン」からタイトル曲。ヨーロッパ的な一連のソロから一転ちょっと力を抜いた感じが当時ラジオから流れてくると心…
【フルート・フライデー】Pensamiento / Manassas('73) マナサスのセカンド「Down The Road」に入ったラテン風の”Pensamiento”はスペイン語で歌われるもので、ジョー・ララのpercとアル・パーキンスのsteel-gが活躍するナンバーですが、途中ポール・ハリスに…
【木曜インスト】Islands / The Band('77) ザ・バンドの解散前の最終作だった「Islands」はCapitolとの契約をこなすためにレコーディングされたことが今では知られています。リリース当時は「すっかり軽くなってしまったザ・バンド」「一仕事(ラストワルツ…
【水曜はCharismaの人たち】24 Charlie Drake 詳細は不明なんですがコメディアンのチャーリー・ドレイクのノヴェルティ曲”You Never Know”('75)には、ジェネシスからピーター・ゲイブリエル、フィル・コリンズ、クリムゾンからキース・ティペット、ロバート…
【新火曜はカヴァー曲のカ】Ina Big Country元スキッズのスチュワート・アダムソンが結成したビッグ・カントリーはバグパイプを模したgソロがスコットランド愛を感じさせ、また虚空に響く寒々としたgとしてU2やエコー&ザ・バニーメンと共に当時話題になった…
【ケヴィン・エアーズの30曲+】#1Girl On A Swing('69) レココレがやってくれない「○○のXX曲」シリーズ。次はケヴィン・エアーズです。これは人の流れも絡むので順番にやってゆきます。 ジミ・ヘンの前座としてソフト・マシーンの米ツアー後に脱退(ツアー…
【オムニバスを聞く日曜】All Singing All Talking All Rocking(Warner Bros:PRO573) 今週もまたWarner Bros / Repriseのサンプラーから。73年の「All Singing~」。当時単独でCD化されてなかった、スリー・マン・アーミー、ベドラム、ストライダー、バッ…
【土曜は和もの80's】早見優 早見優にあの頃感じたバタくささはいったい何だったんだろう。”夏色のナンシー”の入った「Lanai」('82)にはそのアンサーソングっぽいハワイ観光曲の”ロコサーファー”は、歌詞は雑誌「fine」にあこがれる「Popeye」風ですが曲調は…
【フルート・フライデー】Remadione / Ian Carr ('72) 忘れてましたがイアン・カー(tp,flh)の「Belladonna」('72)はソロ名義でニュークリアス名義ではないのね。ロイ・バビントン(b)、デイヴ・マクレエ(kb)、アラン・ホールズワース(g)らが参加。dsがブライ…
【木曜インスト】Six Ate / Camel(’73) キャメルのデビュー作は涙を流す恐竜戦車の様なイラストのジャケでMCAから73年にリリースされています。強力なvoを欠いていたためインスト・パートに比重が置かれた内容でオルガン入りのウィッシュボーン・アッシュ…
【水曜はCharismaの人たち】23 Steve Hackett ジェネシスのgtr、スティーヴ・ハケットのソロ「Voyage Of Acolyte」('75)は奥さま描くジャケットが怖いのですけど、テンポよく適度に叙情性をちりばめた”Ace Of Wands”が好きです。総じて苦手なジェネシスです…