【水曜の女たち】ルイーズ・ゴフィン
60年NY、ブルックリン出身
キャロル・キングとソングライターのゲリー・ゴフィンの娘で、リトル・エヴァがベビーシッターを務めてた、なんて話は湯川れい子先生がラジオでよく話してた記憶あります。79年にAsylumから「Kid Blue」(邦題は「お嬢さんお手やわらかに」)でデビューした際は、パワーポップというかパンキッシュなムードもあり、なんかもうちょっとメロディアスならいいのになあ…と思ったものでした。この路線のセカンドに入った”I've Had It”は80's初めのロックのバック・トゥ60's的なムードをよくたたえてます。その後表舞台から姿を消したようにも思えたのですが01年にデジタル感満載の「Sometimes A Circle」を出して時にハッとするほど母親に似たムードを出します。これはこれで新鮮でした。
https://www.youtube.com/watch?v=_UQYLzMpMn4
https://www.youtube.com/watch?v=3j1Je9ReAbQ
【名曲リレー2656】one#2
■One Trick Pony / Paul Simon(’80)
ポール・サイモンが落ちぶれたロックンローラーを演じた同名映画はアルバムとも満足な成功を収めることができませんでした。タイトル曲“One Trick Pony”はセカンド・シングルで40位7止まり。リチャード・ティーのエレピが耳に残ります。