2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
【水曜はCharismaの人たち】36・Dazzlers やはりCharismaはVirginの様にはなれなかった。New Waveというかパワーポップ系のバンドはいくつかありましたがLPを1枚リリースするのがやっとでした。ダズラーズは78年デビューで79年に「Feeling Free」(日本盤も出…
【火曜はスウィンギン・ロンドン】5・ウォーム・サウンズ 67年に”Birds And Bees”を全英27位に送り込んだ一発屋のウォーム・サウンズは、デンヴァー・ジェラルド(vo,g)とバリー・ハズバンド(g,b)のデュオ。”Nite Is A Comin’”は、派手なgがフィーチャーされ…
【ケヴィン・エアーズの30曲+】13・Toujours La Voyage ('75) 「Sweet Deceiver」からもう1曲。”City Waltz"もそうですがスロー~ミディアム系の泣かせるメロディーの佳曲がこれ。エルトン・ジョンが流れるようなpianoを弾く曲で、ケヴィンの低音のvoがま…
【オムニバスを聞く日曜日】Listen People~The Graham Gouldman Songbook1964-2005(Ace:CDTOP1487-UK'17) 英Aceのソングライター・シリーズは作曲家別シリーズ。10CCのグラハム・グールドマンにスポットライトを当てた本作は、グールドマンが職業作家だっ…
【土曜は和もの90's】山下達郎 「ポケット・ミュージック」の後しばらくタツローから離れてたんですが、90'sに入ると「アルチザン」、Sings Sugar Babe、そして「Cozy」といった作品をリリースしてそれなりに密に接してきました。ライヴも2回行けたし。例に…
【金曜はメロトロンの世界】4・The Story In Your Eyes / The Moody Blues ムーディー・ブルーズのマイク・ピンダー(kb)も初期からメロトロンを使ってきた一人でピンダーの弾くメロトロンはピンダートロンとも言われ、こうした音楽の第一人者とも言われてき…
【木曜は最高23位】For Your Precious Love / Oscar Toney Jr('67) オスカー・トニー・Jrは、アラバマ出身のサザン・ソウル・シンガー。”For Your Precious Love”は、長い語りがあってじわじわと盛り上げるナンバー。歌の部分は短いのですがもっと聞きたいな…
【水曜はCharismaの人たち】35・Pacific Eardrum マッチング・モールやニュークリアスにいたニュージーランド出身のデイヴ・マクレイ(kb)が始めた歌ものジャズロックでアイソトープやブランドXの線を狙ったような音。プライヴェートでもパートナーのジョイ…
【火曜はスウィンギン・ロンドン】4・マンフレッド・マン ポール・ジョーンズ(vo)時代のマンフレッド・マンはモッドジャズ的な演奏もこなし、ジョーンズ抜きのインストアルバム「Soul Of Mann」('67)も出しています。目くるめくvibeはマイク・ハグです。かつ…
【ケヴィン・エアーズの30曲+】12・Sweet Deceiver 75年に入るとテンペスト解散で体が空いたオリー・ハルソールが戻って来て新作に取り掛かります(ここではオリー・ヘアカットとクレジット)。フレディ・スミス(ds)、ジェイコブ・マグヌッソン(kb)を加え…
【オムニバスを聞く日曜日】Vertigo Classics And Rarities 1969-73 Vol.1(Phonogram:8465222-UK'90) 旧カタログの再編集がCD化という名目で始まった90年には、すでにVertigoの音源は独Repertoireから(オリジナル・マスター・テープかどうかという問題はさ…
【土曜は和もの90's】さねよしいさ子 不思議ちゃん的なキャラで一部で人気があったフォーライフのssw。デビュー作「空と風のことばかり」では帯に友人の吉本ばななのコメントがあって「単にファンタジーなチビではない、恐るべきチビだ」みたいなことが書か…
【金曜はメロトロンの世界】3・The Court Of Crimson King / King Crimson メロトロンご用達の一連の叙情派プログレのルーツともいえるのがクリムゾンとムーディー・ブルーズでしょう。クリムゾンの場合こうした叙情的な部分とダークで暴力的な部分が共存し…
【木曜は最高23位】Woodstock / Matthews Southern Comfort('70) フェアポート・コンヴェンションを辞めたイアン・マシューズーズは、ソロと並行してマシューズ・サザーン・コンフォートというソフトロック系のバンドもやってました。ゴードン・ハントレーの…
For What Its Worth / Rainy Daze Pleasure Fair Daily Flash Strawberry Alarm Clock
【水曜はCharismaの人たち】34・Intergalactic Touring Band 米Passportレーベルと英Charismaレーベルの共同制作というか経緯謎の企画もの。おそらくSFブームに乗っかったものでしょうが、ディスコっぽい歌謡ロックからアニー・ハスラムが歌うバラードまでご…
【火曜はスウィンギン・ロンドン】3・ソウルメイツ・ウィズ・ジェット・セット セッション・シンガーとして70'sの英ロックを支えた一人ライザ・ストライクがリードvoをこなすソウルメイツ・ウィズ・ジェット・セット。66年にParlophoneから出た”Bring Your …
【ケヴィン・エアーズの30曲+】11・After The Show 74年にはもう2枚ノン・アルバムのシングルが出ます。「夢博士」のアウトテイクなのかルパート・ハインprodの”The Up Song”、そしてノーマン・スミス(フロイド初期のprodでハリケーン・スミスの名前でノ…
【オムニバスを聞く日曜日】Rock And Roll Doctor~Lowell George Tribute Album(Kaigan:KGCW24-J'97) 日本のインディー系レーベルもまだまだ元気があった90's~00’s、日本クラウンが配給したKaigan Entertainmentというレーベルがありまして、ここが企画、…
【土曜は和もの90's】ピチカート・ファイヴ 初めて田島貴男を見たのはストライクスと共演した第2期ピチカートの学習院での学祭でした。やたら声がでかく奇声を上げてる濃い印象の人。その後田島がオリジナル・ラヴに専念するため抜けると2人となったピチカー…
【金曜はメロトロンの世界】2・Starwberry Fields Forever / The Beatles('67) メロトロンで検索すると最初に出てくる率が高いのがビートルズのこれです。このイントロのフルートをメロトロンで再現した(弾いてるのはポール)のは有名です。フェードアウトし…
【木曜は最高23位】Heartbreaker / Pat Benetar('79) 昨日お誕生日だったというパット・ベネター。見るからに猫目で独特のムードをデビュー当時から出しておりました。デビューヒットとなった”Heartbreaker”は、ブルーズにさほどルーツを持たない新しい世代…
【水曜はCharismaの人たち】33・Hawklords 78年にいったん解散したホークウインドからデイヴ・ブロック(g,vo)、ロバート・カルヴァート(vo)、サイモン・キング(ds)が、ハーヴィー・ベインブリッジ(b)、マーティン・グリフィン(ds)、スティーヴ・スウィンデル…
【火曜はスウィンギン・ロンドン】2・クリフ・ベネット&ザ・レベル・ラウザーズ ビートルズの「Revolver」からの”Got To Get Into My Life”をホーン入りのR&B風としてカヴァーしたクリフ・ベネット&レベル・ラウザーズ。ベネットは70'sに入るとトゥ・ファ…
【ケヴィン・エアーズの30曲+】10・Everyboy's Sometime And Some People All The Time Blues 「夢博士の告白」を引っ提げてジョン・ケイル、イーノ、ニコをゲストにしたレインボウ・シアターでのライヴ盤「June 1 1974」はいつか完全版が聞きたい1枚。こ…
【オムニバスを聞く日曜日】The Bridge School Concerts(Reprise:936246824-EURO'97) ニール・ヤング主催のブリッジ・スクール・ベネフィットはフリー・スクールの一種であるブリッジ・スクールを応援するチャリティ・ライヴ・イヴェントで97年に出たこの…
【土曜は和もの90's】オリジナル・ラヴ ネオGSと渋谷系をつなぐ存在だったのがオリジナル・ラヴ。Mint Soundのオムニバスではレッド・カーテン(バンド名はXTCの変名のデュークス・オブ・ストラトスフィアから)と名乗ってサイケな音でしたが解明後インディー…
【金曜はメロトロンの世界(新)】1・Lease On Love / Graham Bond Organization('65) メロトロンという鍵盤楽器の音色に哀愁を感じる方は多いと思います。60'sにはサイケ、70'sにはプログレのジャンルで使われたこの鍵盤楽器は操作、メンテナンスが複雑 なこ…
【木曜は最高23位(新)】Today's The Day / America('76) 某グループと企画重なってしまいましたが、23年なのでビルボードのチャートで最高位23位だった曲をセレクトしてみます。 「Hideaway」に入ったアメリカのヒットで、ダン・ピーク(次の「Harbor」の後脱…
【水曜はCharismaの人たち】32・Robert MacLeod ロバート・マクレオドは、オーストラリアのsswでなぜか英Charismaに「Between The Poppy And The Snow」('76)というLPを残しています。経緯は不明ですが違和感なし。ちょっとキャット・スティーヴンスにも似た…