Another Days

tomorrow's another day、some say …

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

トレイシー、パブロフ

【新火曜はカヴァー曲のカ】Mama Never Told Me ポール・ウエラーが設立したRespondレーベルが短命に終わったのは、本家のスタイル・カウンシルがこのレーベルから出せなかったからでしょう。「Love The Reason」というオムニバスには、ここでしか聞けない曲…

バーズ、ハリス

【月曜はバーズの30曲】8・Have You Seen Her Face? 「Younger Than Yesterday」に入ったクリス・ヒルマン曲でvoも彼が取る。ヒルマン曲はカントリー~ブルーグラス色が濃いのですが、これはそうでもないフォークロックで、むしろヒルマンが70'sに加わるFBB…

トポビル、マンハッタンズ

【日曜はCharismaの人たち(新)】1・トポ・ビル ジェネシスやVDGGのイメージが濃いCharismaレーベルは、Immediateレーベルにいたトニー・ストラットン・スミスが設立したインディーで、レーベルマークにルイス・キャロルの「気〇がい帽子屋」を使ってる事から…

間宮、バグルズ

J80

【土曜は和もの80's】間宮貴子 リリース当時評判になったかどうかはわかりませんが、現在のシティ・ポップの文脈で語られるジャンルの中では広く知られた間宮貴子の「Love Trip」(’82、キティ)は、山下達郎人脈の椎名和夫と難波弘之がバックアップしたもの。…

JG、マドンナ

JG

【金曜はジェームズ・ギャングの世界】#9 Newborn トミー・ボーリンとロイ・ケナーが辞めて新たにリチャード・シャック(g)、バッバ・キース(vo)を加えた新生ジェームズ・ギャングの75年作です。ついに日本リリースを見送られてしまいました(背景にはオイル・…

クリアライト、スクワイア

【木曜はVirginの人たち】クリアライト フランスの作曲家でkb奏者のシリル・ヴェルドーが75年にVirginと契約してリリースしたのが「Clearlight Symphony」(名義はクリアライト)です。仏シンフォニック・ロックとしても知られた1枚なのだとか。個人的にはゴ…

マッド、フォガット

【水曜グラム的】マッド ”Tiger Feet”のヒットで知られるマッドは、60's半ばから活動しているヴェテランで、グラムロックのブームの中苦節○○年という感じでブレイク。やはりチャップマン&チンのコンビのおかげという部分もあります。ストンプさせるリズムが…

フォゲルバーグ、アンクル

【新火曜はカヴァー曲のカ】Rhythm Of The Rain まあ来週あたりから恒例の「雨の歌'22」をどこかの曜日にねじ込む予定。ネット始めた頃から「水もの特集」とことあるごとにこの季節になるとやってましたが、石田豊さん@リクエストコーナーへのトリビュート…

バーズ、ボクサ

【月曜はバーズの30曲】7・He Was A Friend Of Mine(’65) 「Turn Turn Turn」というアルバムはちゃんとした形で聞いたことはないのですが、このJFKを歌った”He Was A Friend Of Mine”がベストトラックではないか?と思うのです。シンプルな歌詞が心を打ちま…

アレン、TFF

【日曜はデイヴィッドさん大集合】30/30 デイヴィッド・アレン(Daevid Allen) 30人目の最後のデイヴィッドさんはこの人で。 ゴングという集団のあり方というか発想を作った(おかしな日本語)オーストラリア人のデイヴィッド・アレンは、ソフト・マシーンの…

アン、ヴァレリー

J80

【土曜は和もの80's】アン・ルイス 吉田美奈子が歌詞を書いて山下達郎がprodした”恋のブギウギトレイン”(’80)は、70’sディスコのテイストを持ち込んだもの。ジュリーの女版的な派手派手なロック歌謡を得意としてたこの時期ですが、この曲に関しては歌謡ロッ…

JG、マザアース

JG

【金曜はジェームズ・ギャングの世界】#8 Miami 74年6月に出た8thは、ハードロック色がやや後退していますがボーリンのgは快調で軽快な曲からヘヴィな曲まで弾きまくってます。”Crusin’ Down The Highway"は、スライドを交えて軽快に聞かせるロックンロール…

ジャパン、ジェネ

【木曜はVirginの人たち】ジャパン ジャパンのヴィジュアルを愛した熱狂的な日本のファンは実に多かった。そんなファンを試すかのようにどんどんフツーのロック(初期はグラムっぽいファンク風味でしたが)から外れていってマニアックな音になっていったので…

キンケイド、RGB

【水曜グラム的】キンケイド 音楽的にはグラムでも何でもないバブルガムなんですが、こういうTVライヴ(もちろん口パク)みると存在がグラム的に感じるキンケイドです。ジョン・キンケイドというシンガーとバックバンドですがバンドは演奏してる感じもないです…

ケイト、ドリス

【新火曜はカヴァー曲のカ】Sweet Honesty JTの妹ケイト・テイラーのデビュー作「Sister Kate」('71)は今聞けば、当時みんながよくカヴァーしてたアーティスト(エルトン・ジョン、キャロル・キング、JT,リヴ、ピート・デロ、マイク・ダボetc)の別曲を取り上…

バーズ、スティルス&コリンズ

【月曜はバーズの30曲】6・Christian Life(’68) 「Sweetheart Of Rodeo」はいろいろな意味で革新的なアルバムでした。当時ロックとカントリーの関係はまるで別世界のものでしたから。カントリー側のミュージシャンはバーズの面々をイカれた若者の様に見て…

DE、ルビコン

【日曜はデイヴィッドさん大集合】29/30 デイヴ・エドモンズ(Dave Edmunds) 残念ながら引退してしまったデイヴ・エドモンズ(Edmundsなので正確にはエドマンズでしょうが、なんとなくこっち。そういえばエドムンズという表記で日本盤が出てたこともありま…

教授、ニール

J80

【土曜は和もの80's】坂本龍一 教授のセカンドソロ「B2 Unit」('80)は、ダブの手法を取り入れインダストリアル系の音作りをした非コマーシャルな内容でしたがYMO人気もあってオリコンのチャートに入るくらい売れたそうです。教授が親交があったXTCのアンディ…

JG、アールジーン

JG

【金曜はジェームズ・ギャングの世界】#7 Bang ドミニク・トロイアーノの後任として選ばれたのがゼファーというバンドでgを弾いていたトミー・ボーリン。当時エナジーというバンドを組んでいたのですが、うまくいかずジェームズ・ギャングに参加。レーベルを…

ハットフィールズ、イーディー

【木曜はVirginの人たち】ハットフィールド&ザ・ノース ハットフィールズはカンタベリー派の中で一番好きなバンドです。元々はデリヴァリーというブルーズ・ジャズロックがあって、キャラヴァンを辞めたリチャード・シンクレア(b,vo)がデリヴァリー出身のフ…

クアトロ、PAL

【水曜グラム的】スージー・クアトロ デトロイト出身の女性ロッカー(bassist)のスージー・クアトロはRAKレーベルのミッキー・モストやソングライター・チームのチャップマン&チンによって見いだされた人。日本ではキュートなルックスと男勝りのムード(美女…

アッシュ、フリー

【新火曜はカヴァー曲のカ】Rocket In My Pocket / Wishbone Ash('84) この時期のアッシュの事はほとんど知らないのですが、マーティン・ターナーが辞めてマーヴリン・スペンスという人が加わって歌ってます。「Raw To The Bone」('84)に入ったリトル・フィ…

バーズ、ファンシー

【月曜はバーズの30曲】5・Mr.Spaceman この曲を出したころ安易に「スペース・ロック」と言われたのはそういう題材の曲を歌っていたからで、音楽性とは全く関係ないです。軽快なメロディーが気持ちいい最高位36位のシングル。「Fifth Demension」から。 http…

DD、ルーファス

【日曜はデイヴィッドさん大集合】28/30 デイヴ・デイヴィス(Dave Davies) 言わずと知れたキンクスのリードgtrで、レイ・デイヴィスの弟。兄弟バンドの例にもれず近年は不仲が伝えられています。初期のキンクスのキンキー・サウンド言われた音に大きく貢献…

UGUISS、ガンマ

J80

【土曜は和もの80's】UGUISS 若き佐橋佳幸(g)をフィーチャーしたUGUISSは、メジャー感満載のキャッチーなポップロックでした。voの山根栄子は山根麻衣の妹で、故人。84年の”夢を抱きしめて”ですが、この非凡なギタリスト弾きまくりで圧倒されます。この動画…

JG、ブロンデル

JG

【金曜はジェームズ・ギャングの世界】#6 Passin’ Thru 新メンバーになって早くも2枚目のアルバムが72年10月にリリースされています。それが「Passin’Thru」で、前作よりもハードな試みの曲が少なくなっていて正直ハードロックファンには物足りない出来。前…

フラリザ、QMS

【木曜はVirginの人たち】フライング・リザーズ デイヴィッド・カニンガムというprodの名前は、80's初めのNew Waveのシーンでよく聞きました。アイディア勝負で何でもありだったのは、シーン活性化のキーポイントですが、楽器以外のものを使って音楽を作るDI…

チコリー、ヤンシュ

【水曜グラム的】チッコリー・ティップ 日本ではチッコリーと短くしたバンド名で紹介されましたが(なんでだ)、デビューは68年あたりなんで結構苦労人たちのグラム系ポップ。アメリカでは作者のジョージオ(ジョルジオ・モロダー)のヴァージョンの方がヒッ…

クラウス、オーリアンズ

【新火曜はカヴァー曲のカ】 I Will 近年はロバート・プラントとの活動で広く知られるようになったアリソン・クラウスはカントリー~ブルーグラス系のfiddlerでありシンガーです。ニッケル・クリークをprodしたり、自身のバンドユニオン・ステーションを率い…

バーズ、ロブス

【月曜はバーズの30曲】4・Gunga Din('69) 「The Ballad Of Easy Rider」に入ったジーン・パーソンズ曲。後期バーズのカントリーロック路線は主役はもちろんクラレンス・ホワイトですが、ジーンPの存在も大きい。爽やかなイントロのアコギは「北の国から」の…