【月曜の女たち】アビゲイル・ヘイネス ジョー・ママの2枚でvoを担当するアビゲイル・ヘイネスは、ダニー・くーつの元奥さんでそれ以前にゲイル・へイネスとしてBangレーベルに3枚のシングルがあります。幸い6曲中5曲はつべで聞くことができます。白人R&Bと…

【日曜は君の名は？】His Friends Are More Than Fond Of Robin / Carly Simon('71) ジャケットの事ばかり言われますが(個人的には好きじゃない)「No Secrets」や「Anticipation」は初期のカーリー・サイモンの傑作です。ロックというよりはポップですが。こ…

【土曜はヴァレリーの歌声】You Will Never Know / Cliff De Young(’75) クリアライト（ダラス・テイラーやポール・ハリスがいました)出身のシンガーで後に俳優になったクリフ・デ・ヤングのソロ「Cliff De Young」('75,MCA)にヴァレリーが2曲参加してること…

【金曜レアライヴ】Deep Purple @Montreuz Casino '69 ロイヤル・フィルとの共演から数日後のモントルーでの2期パープルのライヴです。「In Rock」レコーディングまでの間ライヴを通して新曲を練っていた時期で、後の”Speed King”となる”Kneel ＆ Play”や”Ch…

【木曜は久々に聞く名盤】Green / Steve Hillage('78) 昔は「Fish Rising」が最高傑作だなあとおもってたスティーヴ・ヒレッジなんですが、完成されたという点では4枚目の「Green」もすごいなあと思います。前作「Motivation Radio」からの流れを汲んだファ…

【水曜西海岸@75】イーグルス 1975年といえばディスコ音楽がじわじわ人気を博したり、いわゆるsswの音楽にポップ・ソウル的なバッキングが付いたり(熱心なファンは「商業化」と呼びました）し始めた時期。西海岸的な乾いた明るいメロディアスな音作りが、全…

【火曜はカヴァー曲のカ】The Sound Of Silence 説明不要なサイモン&ガーファンクルの名曲。元々アコースティックな曲を勝手にエレクトリックなバックを付けられヒットした、という経緯がありました。ここではピーチズ＆ハーブのヴァージョンを。ハーブ・フ…

【月曜の女たち】リトル・シスター スライ・ストーンのStone Flowerレーベルからデビューしたリトル・シスターは、実妹のヴェット・スチュワート、、エアリー・マクリーリー、エルヴァ・モウトンの3人組ガールズ・ファンク。今聞くともっと成功してもよかっ…

【日曜は君の名は？】Mary Jane / Danny Kirwan('75) フリートウッド・マックを辞めてからのダニー・カーワンは3枚のソロをDJMに残してますが、マック時代よりも音はソフトになり、なんでこの人がこういう音楽を？(余計なお世話ですが)と思わざるを得ません…

【土曜はヴァレリーの歌声(新)】Cook With Honey / Howdy Moon('74) というわけでヴァレリー・カーターの歌声を紹介してゆきます。 1953年フロリダ生まれ。最初のバンドはジョン・リンド(元フィフス・アヴェニュー・バンド)、リチャード・ホーヴェイとのハウ…

【金曜レアライヴ】Rockpile Live At Montreaux '80 ロックパイルとしては1枚しか出してませんが同時期のデイヴ・エドモンズやニック・ロウの作品はどれもビリー・ブレムナー(g)、テリー・ウィリアムズ(ds)のロックパイルをバックにしてなんでレパートリーは…

【木曜は久々の名盤】Tejas / Z Z Top('76) サングラスと山羊髭という80'sに姿に慣れてるとこの頃のZZの姿はまともです。名盤かどうかはわからないですが最初に聞いたのはこのアルバムの”Pan Am Highway Blues”でした。ヘヴィさはやや薄れたブギで、テックス…

【水曜西海岸@74】ロジャー・マッギン かつて西海岸のシーンをけん引したバーズのロジャー・マッギンはその頃どうだったか？というと74年には「Peace On You」を出してます。オリジナルバーズ再編があった前年続けて充実した「Roger McGuinn」を出したところ…

【火曜はカヴァー曲のカ】I Put A Spell On You 80's にジム・ジャームッシュ監督の映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」で使われリヴァイヴァル的に知られるようになったスクリーミング・ジェイ・ホーキンスのこの曲は、アラン・プライス・セットやニ…

【月曜の女たち】ブレイカウェイズ 昨日珍しくタツロー氏の「サンデー・ソングブック」を聞いてました。「ウォール・オブ・サウンド・イミテーションの世界」ということでスペクターが絡まないWOSの棚から一掴みだったのですが、ガールズ物で唯一ブレイカウ…

【日曜は君の名は？】Helen Wheels / Paul McCartney & Wings('73) 3人になったウィングスがナイジェリアで録音した「Band On The Run」の先行シングルでアルバムには入らなかったのが”Helen Wheels”(僕の持ってた米Capitol盤LPには収録)。このヘレンとはポ…

【土曜はローウェルのお仕事】A Stone's Throw Away / Valerie Carter('77) ホントは先週のヴァレリー・カーターの誕生日にこの項を挙げるつもりでしたが… ハウディ・ムーンでも交流があったヴァレリーとローウェルですが、ポスト・リンダ・ロンシュタットを…

【金曜レアライヴ】Kate &Anna McGarrigle @ Rockpalast'77 こんなライヴ動画あったんですね。カナダのssw姉妹ケイト&アンナ(姉はアンナなのに逆）は、マリア・マルダーやリンダ・ロンシュタットが取り上げて注目され、75年にWarnerからデビュー。当時日本盤…

【木曜は久々の名盤】Diamond Head / Phil Manzanera（’75） ロキシーのフィル・マンザネラの初ソロ「Diamond Head」は75年リリース。同じ年にはロキシー以前にいたクワイエット・サンのアルバムが出たり、イーノらとの801バンドの活動も始まり多忙極めてた…

【水曜西海岸＠74】Home At Last / Wayne Berry 前に挙げたマイケル・ディナーが未だCD化されていないのにウェイン・ベリーの「Home At Last」(RCA)は早くから日本でCD化されています。この人はLA出身でティンバーというカントリー・ロック・バンドにいた人…

【火曜はカヴァー曲のカ】Trade Winds 僕はロッド・スチュワートの「A Night On The Town」のラストに入ったヴァージョンで知った”Trade Winds”(貿易風)。作者はperc奏者のラルフ・マクドナルドとウィリアム・ソルターのコンビ。オリジナルはスリー・ディグ…

【月曜の女たち】アリキ・アシュマン アシュマン・レイノルズやジンジャー・ベイカーの第2期エアフォースで歌ってたアリキ・アシュマンはトゥリーズの残党が組んだカサブランカに参加しRocketから1枚LPを出してます。アルバムの後Polydorに移ってスティーリ…

【日曜は君の名は？】アナスターシア / 高橋研('87) ”アナスターシア”で思い出すのはエリオット・マーフィーなんですが、高橋研のこの曲も。川村カオリの事を歌ったとは知らなかった。相当懐かしいです。 https://www.youtube.com/watch?v=eIcUECIoZps 【名…

【土曜はローウェルのお仕事】One Day Five Months Ago / Chico Hamilton（’73） 遠い昔フラッシュでキャシー・ダルトンの「Amazing」を買ったとき、店主の椿さんが、チコ・ハミルトンのアルバムにもフィートが参加してて滅法いい、と聞かせてくれたことを思…

【金曜レアライヴ】Be Bop Deluxe Live Old Grey Whistle Test 76-76 ビ・バップ・デラックスのOGWT動画がまとまったものをつべで見ています。個人的にピークともいえる「Modern Music」前後のスタジオライヴが楽しめます。ブルーズからの影響が少なくグラム…

【木曜は久々の名盤】サーカス・タウン / 山下達郎('76) シュガーベイブ解散後最初のソロはNYとLA録音でした。NYではチャーリー・カレロのprodで、人種差別やお金のことなど結構生々しい体験をしたと昔ラジオで語ってました（でもここでガツンとやられたから…

【水曜西海岸@74】ダン・フォゲルバーグ LAから離れてコロラド州の山の中に移住するミュージシャンが少しずつ増えてきたのもこの時期。シカゴのprod、ジェームズ・ウィリアム・ガルシオがカリブー・ランチというレコーディング・スタジオを作ったことも関連…

【火曜はカヴァー曲のカ】The Loco-Motion 言わずと知れたゴフィン=キングが書いてリトル・エヴァがヒットさせた有名曲。70'sにはGFRが80'sにはスチュワート&ガスキンがかヴぁーしています。今日紹介するのはクリストファー・ミルク（Christopher Milk）とい…

【月曜の女たち】ジェニ・マルダー(Jenni Muldaur） ジェフ・マルダーとマリア・マルダーの娘で、マリアのファーストのジャケットにでまだ小っちゃかった少女がデビューか！(92年)と思ったものです。ただラス・タイトルマンのprodで当時のシーンに寄り添った…