【日曜はデイヴィッドさん大集合】30/30 デイヴィッド・アレン(Daevid Allen)
30人目の最後のデイヴィッドさんはこの人で。
ゴングという集団のあり方というか発想を作った(おかしな日本語)オーストラリア人のデイヴィッド・アレンは、ソフト・マシーンのオリジナル・メンバーの1人でしたがデビュー作を出す前にバンドを抜けています。パリでゴングを結成したのでゴングは英仏両方にまたがるサイケデリック・バンドとなりました。75年にバンドを離れると牧歌的なソロ「Good Morning」をリリース。フォーキーで午睡のBGMにぴったりなこれが個人的にアレンのベストワークだと思います。スペインのマジョルカ島で地元のミュージシャンと組んだユーターピをバックにしております。とりわけ1曲目の”Children Of The New World”の美しいメロディーは素敵です。以後名前を変えてゴングを再編させ(アレンがいればメンバーが違ってもゴングなのですから)、90'sの初来日も見ることが出来ました。
https://www.youtube.com/watch?v=Hhn-ix9l7Ko
【名曲リレー1938】world#2
■Everybody Wants To Rule The World / Tears For Fears(‘85)
このPVも懐かしい。ティアーズ・フォー・フィアーズがアメリカでの大ヒット(#1)ナンバー。元々イギリスのエレポップの実力派として知られていたデュオですが、いささか暗めの初期からワールドワイドにウケそうな(それでいて妥協しているわけでない)音作りに変わったナンバーでした。