Another Days

tomorrow's another day、some say …

クアトロ、PAL

【水曜グラム的】スージー・クアトロ

デトロイト出身の女性ロッカー(bassist)のスージー・クアトロはRAKレーベルのミッキー・モストやソングライター・チームのチャップマン&チンによって見いだされた人。日本ではキュートなルックスと男勝りのムード(美女と野獣の構図)で大人気でした。デビューヒットの”Can The Can”は見事にグリッター・ビート(なんて言葉あるのか?)なのがおかしい。当時に日本盤のコピーは「サディスティック・ロックの女王」でした。ある時期まで毎年のように来日してました。

https://www.youtube.com/watch?v=TPTsl3GQffc

 

【名曲リレー1927】remember#3

■Remember The Good Times / Paice Ashton Lord(’77)

パープル解散後ジョン・ロードイアン・ペイスがトニー・アシュトンと組んだPALは、ブルージーなファンキー・ロックの隠れた傑作の1つ「Malice In Wonderland」を出しています。コージー・パウエルの推薦で加わったバーニー・マースデン(短命に終わったパウエルズ・ハマーのgでした)とオーディションで選んだストレッチ出身のポール・マルティネズ(b)を加えた5人組ですがコーラスのマキンレー・シスターズやブラス・セクションを加えた大所帯のユニットとしてとらえると分かりやすい。相当苦労した晩年のパープルの活動の反動で非ハードロックとなったロードとペイスのリラックスした演奏が楽しい。この“Remember The Good Times”はどっしりとした白人ファンクです。

https://www.youtube.com/watch?v=FRYd4d9iceY