Another Days

tomorrow's another day、some say …

バーズ、ハリス

【月曜はバーズの30曲】8・Have You Seen Her Face?

「Younger Than Yesterday」に入ったクリス・ヒルマン曲でvoも彼が取る。ヒルマン曲はカントリー~ブルーグラス色が濃いのですが、これはそうでもないフォークロックで、むしろヒルマンが70'sに加わるFBBやマナサス、SHFバンドに通じる西海岸の味わいがあります。

https://www.youtube.com/watch?v=25YxNSkLDB8

 

【名曲リレー1946】shining#2

■A Tramp Shining / Richard Harris(’68)

俳優としての知名度の方が高いリチャード・ハリス(「ジャガーノート」とか「カサンドラ・クロス」とか)ですが、ポップス・ファンには“Mac Arthur Park”の大ヒットで知られます。その曲が入った「A Tramp Shining」のタイトル曲。もちろんジム・ウエッブ作品でゴージャスなオーケストレーションに乗せて朗々と歌われます。

https://www.youtube.com/watch?v=HYvWRhH0rsM

 

【先週の読書】

22054■Y / 佐藤正午(ハルキ文庫)

別で書いたんで割愛

22055■雨やどり / 半村良集英社文庫
半村良は伝奇SFで有名な人ですが、こういう酒場を舞台にした人情ものでも知られてます。表題作は直木賞受賞作('74)で新宿のマネージャーからやがてバー「ルヰ」を始める仙田を主人公にした連作集。リアルでは全く縁がない世界ですけど面白かった(1990)。
22056■架空の犬と嘘をつく猫 / 寺地はるな(中央公論新社
ありえない無茶苦茶な家族の話で、長男の視線によって5年のスパンでの描写が続きます。寺地さんの作品こういうのもよくありますね。ただ悲惨な感じはあまりない(2017)