【日曜はCharismaの人たち(新)】1・トポ・ビル
ジェネシスやVDGGのイメージが濃いCharismaレーベルは、Immediateレーベルにいたトニー・ストラットン・スミスが設立したインディーで、レーベルマークにルイス・キャロルの「気〇がい帽子屋」を使ってる事からもわかりますがファンタジーなムードのありました。このレーベルの最初のリリースと言われるのが、トポ・D・ビル(Topo D Bill)の”Wichi Tai To”('69)です。この人はボンゾ・ドッグ・バンドの”レッグス”ラリー・スミス(ジョージのアルバムで彼に捧げられた曲を覚えてる人も多いでしょう)の変名。曲は、エヴリシング・イジ・エヴリシングのジム・ペッパーによる不思議な呪文みたいな曲。ハーパーズ・ビザールやアジ・ウェバー、ブリューワー&シップレイなどのカヴァーがあるちょっとは知られた不思議な曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=Wn98VXMBupc
【曜は雨の歌’22】Laughter In The Rain / Ace Spectrum('75)
梅雨入り間近なので今年も恒例の雨の歌を。今まで紹介してないものを中心にやってみます。
まずは一番好きなタイプの「雨の歌」である、ニール・セダカの”Laughter In The Rain”(あのイントロいいよね)をノーザン・ソウルのエース・スペクトラムがカヴァーしたヴァージョンで。75年のセカンドに入ったものらしいです。セダカのヴァージョンで訳詞が付いた動画をコメント欄に貼っておきますが、これ読んで冷たい雨の歌だと知りました。笑いあってるんでてっきり夏の雨かと思ってた(^^;
https://www.youtube.com/watch?v=Aln0EYJlSew
https://www.youtube.com/watch?v=htWi3Yq9474
Rainy Day Hello / 志賀真理子('87)
杉真理が書いた名曲”Rainy Day Hello”は、須藤薫のヴァージョンでも知られていますが今日は志賀真理子のヴァージョンを。短いアイドル生活を終え留学先の米アリゾナで自動車事故で亡くなったという悲劇の人ですが、大人びた歌唱が光るこれは87年のラストシングルでした。arrは清水信之で今でいうシティポップ感に溢れています。
https://www.youtube.com/watch?v=-fcdY1FyHqI
【名曲リレー1945】star#3
■Shining Star / The Manhattans(‘80)
この前にレイ・グッドマン&ブラウンの“Special Lady”同様ポップスファンにも愛されたマンハッタンズの“Shining Star”です。ステップも軽やかなニュージャージー出身のヴォーカル・グループです。60’sから活動するグループで“Kiss And Say Goodbye”と並ぶソウルファン以外にも知られたナンバーでこのゆったりした感じが心地いいのです。