Another Days

tomorrow's another day、some say …

JG、マドンナ

【金曜はジェームズ・ギャングの世界】#9 Newborn

トミー・ボーリンとロイ・ケナーが辞めて新たにリチャード・シャック(g)、バッバ・キース(vo)を加えた新生ジェームズ・ギャングの75年作です。ついに日本リリースを見送られてしまいました(背景にはオイル・ショック問題に塩化ビニール不足問題もあったのかも)。ジャケはダリで、タイトルもずばりで、新生JGをアピールしてますが、セールス的にも話題にもさっぱりで、この2人はすぐに脱退。乾いたハードロックとしてなかなかいいのですがキャッチーさには欠けますね、確かに。prodはトム・ダウド。キースはこのあとポイント・ブランクに参加します。冒頭の”Merry Go Round”はコーラスとgのリフが耳に残る結構キャッチーな曲なのになあ。大げさなハードロックの”Earthshaker”と”Watch It”はハードロック・ファンに受けそうなのになあ。いつもパターンではB面はソフト路線になるのですが今回はそうでもなくハードロックの範疇にあるような曲が並んでますが、魅力に欠けるものが多いのも事実。アコースティックな”Come With Me”やカントリーロックの”Cold Wind”はまあまあ。パワーポップな”Red Satin Lover”は売り方次第ではヒットしたかも。エルヴィスのカヴァーの”Heartbreak Hotel”も企画にとどまってる感じです。

https://www.youtube.com/watch?v=NrE3zdkH_ag,

 

【名曲リレー1943】lucky#3

Lucky Star / Madonna(’83)

これまた懐かしいマドンナのデビュー作からのサードシングル。私見ですが“Borderline”とこれがMTVでガンガン流れたこともあってマドンナのセクシーなイメージは定まった気がします。今聞くとカッティングするgばかり耳に残る結構粗削りなファンクです。これ1曲目なんだね。

https://www.youtube.com/watch?v=ThHz9wlBeLU