Another Days

tomorrow's another day、some say …

ケイト、ドリス

【新火曜はカヴァー曲のカ】Sweet Honesty

JTの妹ケイト・テイラーのデビュー作「Sister Kate」('71)は今聞けば、当時みんながよくカヴァーしてたアーティスト(エルトン・ジョンキャロル・キングJT,リヴ、ピート・デロ、マイク・ダボetc)の別曲を取り上げるなど、新味はないのです。それでもアーシーなアレンジの曲を含めて全体のムードはとてもいいです。ラストに入った”Sweet Honesty”はダニー・クーチ(高速gがカッコいい)、ジョエル・オブライエン、ラルフ・シュケットのジョー・ママ組にリー・スクラーが加わった布陣。オリジナルはジョン&ビヴァリー・マーティンの「Stormbringer」に入ってたもので、ここではスワンプ的な味わいもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=AT7l4PluwD8

 

【名曲リレー1933】care#3

■Special Care / Doris Troy(’70)

ティルス関連が続きますが、バッファロー・スプロングフィールドのラスト作「Last Time Around」に入った“Special Care”は、ファニーのカヴァーもありますが、ビリー・プレストンとの交流からAppleでソロをリリースした黒人シンガーのドリス・トロイのヴァージョンで。60’sに“Just One Look”をヒットさせた(リンダがカヴァーするあれ)ゴスペル畑の人ですが、70’sの英ロックのコーラス隊としても知られております。クレジットはありませんがpianoはスティルスっぽい。

https://www.youtube.com/watch?v=4cMRJ7idWe8