Another Days

tomorrow's another day、some say …

風土記

イーグルス、スモフェ

【月曜は鷲をめぐる30曲】3・Run Boy Run / Longbranch Pennywhistle('69) 10年くらい前にイーグルスが数少ないオリジナルアルバムを何度目かのリマスター(自称リマスタも含めると二桁いってるかも)で箱にして出した時、習作以外何物でもない若きグレン・…

ロックパイロット、クーパー、XTC

【水曜は和もの70's】5・ロック・パイロット 71年にはGSのブームは完全に去り、その残党は新たな活路を見出しながらも、辞めて裏方にいった人たちも多かったようです。GS再編の光の部分にはまずPYGがありました。規模は全然小さいのですが、PSヴィーナス、…

イーグルス、名電、VT

【鷲をめぐる30曲】2・Funky New Year / The Eagles(’78) これはもう神のお導きか!(日付のことね) 「Hotel California」の後、曲が全然作れなくスランプ状態だったバンドにレーベルからクリスマスシングルの要請があったのは78年のこと。チャールズ・ブ…

ロジャニコ、リジー、トロワー

【オムニバスを聴く日曜】65・A&Mコンポーザー・シリーズVol.3~ロジャー・ニコルス&ポール・ウィリアムス(ポニー・キャニオン:D25Y3275-J'88) カーペンターズ他に曲を書いてたロジャー・ニコルスの60'sの知らざれる作品「Roger Nichols &The Small Circle…

キンクス、ダン、優木

【金曜60'sもの】4・Set Me Free / The Kinks(’65) 初期のキンクスに捨て曲はありませんが、ノンLPのシングル曲の”Set Me Free”('65)は、80'sにSMSから出た「シングルス」という2枚組でやっとちゃんと聞くことが出来ました。初めてラジオで聞いたときから…

ストーンズ、ハリケーン、レッドボーン

【木曜は60周年だよストーンズ】14・She's A Rainbow サイケに流れた異色作「Satanic Majesties」に入ったナンバーで米でシングルカットされ25位。なんといっても奇妙なウララコーラスとニッキー・ホプキンスのpianoとジョン・ポール・ジョーンズのarrが素…

六文銭、ベイブ、クィックサンド

【水曜は和もの70's】4・六文銭 フォー・ライフ・レコードが出来た時、4社長のうち小室等の存在が謎でした。六文銭というグループをやってたこと、ここに拓郎の前の奥さんがいたことは知ってましたが実際に音を耳にしたのはずっと後の事。六文銭は流動的な…

ACR、バドカン、ピーコク

【火曜UKNew Wave】ACR Factoryからデビューしたマンチェスター出身の暗黒ファンク、ア・サートゥン・レイシオはサイモン・トッピングを中心としたバンドで、後期にはファンカラティーノ風になるらしいです。”Shack Up”('80)もラテンっぽいホーンズが絡み終…

イーグルス、ダンカン

【鷲をめぐる30曲】1・Lyin’ Eyes / The Eagles('75) イーグルスは72年にデビューし、活動休止期間を含め現在も(多分)絶賛営業活動中です。初期のスピリットは失われて久しいですし、フェルダー解雇後の再結成ビジネス・イーグルスにはいろいろ思うところも…

エルトン、ヒープ、フレニー

【オムニバスを聴く日曜】64・Two Rooms:Celebrating Songs Of Elton John & Bernie Taupin(Polydor:84574502-US'92) エルトン・ジョンと作詞家のバーニー・トーピンのコンビはエルトンの黄金の全盛期に数々の名曲を生み出してきましたが、それをビッグ・ネ…

ボニピン、エミルー、モル

【土曜は和もの90's】ボニー・ピンク 京都出身の女性sswボニー・ピンクは95年デビュー。トーレ・ヨハンソン、ミッチェル・フルームといった海外prodを積極的に起用し英語の歌詞でとても洋楽的なJポップを聞かせます。赤いカラーのヘアが印象的なヴィジュアル…

ウエルズ、ニュートン、レイク

【金曜60'sもの】3・My Guy / Mary Wells('64) スモーキー・ロビンソンが書いたメアリー・ウェルズの”My Guy"は、テンプテーションズの”My Girl”(こっちもスモーキー作)と文字通り恋人関係にあると書いたのは誰だったか、うまいこと言うなあと思ったもの…

ストーンズ、路地、キングフィッシュ

【木曜は60周年だよストーンズ】13・As Tears Go By 元々はミックとキースがマリアンヌ・フェイスフルに書いたもので(クレジットにはアンドリュー・ルーグ・オールダムの名前も)、イギリスでは”神経衰弱”のB面、米ではA面で6位まで上がるヒットとなりまし…

あそれみ、可憐、ジャム

【水曜は和もの70's】3・麻生レミ ロカビリー時代は麻生京子という名で活動していましたが、内田裕也のフラワーズに加わり麻生レミと改名。フラワーズ脱退後カナダに渡り、帰国後井上堯之&ウォーター・バンドをバックにした「Own Lines」('76)を出してます…

アント、リード

【火曜UKNew Wave】アダム・アント アダム&ジ・アンツ時代は日本でもヴィジュアル的に一部で人気ありましたが、ソロになったアダム・アントの”Goody Two Shoes”('82)は、MTV黎明期によく流れておりました。ファンカラティーナ風のリズムも印象的でした。PV…

スティーヴィー、レドボン、ヘッドストーン

【スティーヴィーの25曲】25・Dreams('76) 初めて聞いたフリートウッド・マックはこの”Dreams”でした。ちょっと舌ったらずなスティーヴィーの歌声とキュートなルックスにこんなに可愛らしい人がいるのか!と思ったこと覚えてます。中3の年初来日でNHKの「ヤ…

ニューマン、スリチャン、G&L

【オムニバスを聴く日曜】64・One Vine Street~Early Songs Of Randy Newman(Ace: 60'sのランディ・ニューマン曲を取り上げたAceのソングライター・シリーズから。Warner Brosのスタッフライターだった時代のナンバーを中心としたセレクトです。 コメ欄に貼…

高野、ギャル、ファーガソン

【土曜は和もの90's】高野寛 トッド・ラングレンがprodした高野寛の90年のヒット”虹の都へ”を聞いたときすごく洋楽っぽい人が出て来たなあ…と思ったものです。元々高橋幸宏や鈴木慶一主催のバンドユニットのオーディションがデビューのきっかけだったのだと…

DC5、ドアーズ、イーストン

【金曜60'sもの】2・Any Way You Want It / Dave Clark Five('64) 原盤権をデイヴ・クラークが持っていた事でなかなかCD化されず結果として再評価のタイミングを失い、怪しげなCDが乱発されるという不幸なパターンとなってしまったDC5。そのピークはちょう…

ストーンズ、イーヴィー、ダダ

【木曜は60周年だよストーンズ】12・She Said Yeah('65) ラリー・ウィリアムズのカヴァーで英「Out Of Our Heads」米「December's Children」そそれぞれ1曲目(ちなみにどっちもゲレッド・マンコウィッツ撮影のカッコイイポートレイト)に入ったあっという…

渡辺勝、BJ、ケイク

【水曜は和もの70's】2・渡辺勝 初期はちみつぱいに参加していた流浪の勝こと、渡辺勝は76年にビクターのFlying Dogからソロデビューしています。その「僕は白い雲」では日本的な抒情性が僕にはちょっと鼻につく部分もありますが、ラストショウがバックを付…

ピグバグ、カルメン、バエズ

【火曜UKNew Wave】ピッグバッグ ポップ・グループのbassのサイモン・アンダーウッドが解散後結成したのがピッグバッグ。ジェームズ・ブラウンの曲に引っ掛けたタイトルがユニークな”Papa’s Got Brandnew Pigbag"('82)は、アフロビートとブラスとダブという…

スティーヴィー、J5

【スティーヴィーの25曲】24・Sorcerer 古くはバッキンガム=ニックス時代に書かれたという”Sorcerer”は、バッキンガム・ニックスのデモも残っていてなんでも聞けるなあ…と思います。84年の映画「Streets Of Fire」のサントラでマリリン・マーティンへの提…