【オムニバスを聴く日曜】64・One Vine Street~Early Songs Of Randy Newman(Ace:
60'sのランディ・ニューマン曲を取り上げたAceのソングライター・シリーズから。Warner Brosのスタッフライターだった時代のナンバーを中心としたセレクトです。
コメ欄に貼ったもの以外ではファッツ・ドミノ、スコット・ウォーカー、ダスティ・スプリングフィールド、ニルソン、トーケンズ、ジャッキー・デシャノンetc
スリー・ドッグ・ナイトで知られた”Mama Told Me Not To Come”をエリック・バードンのカヴァーで。EB&アニマルズ名義ですが67年の「Eric Is Here」はバードンのソロに近い内容です。ストレートなカヴァー。
https://www.youtube.com/watch?v=tH47sJIFK0U
そのアニマルズのkbだったアラン・プライスがアラン・プライス・セット名義で出した楽しい”Simon Smith And Amazing Dancing Bear”は軽快な曲で、日本では矢野顕子もカヴァーしてました。これはBeat Club動画から。
https://www.youtube.com/watch?v=sVulPluv5jo
60's のバーバンク・サウンドといえばハーパス・ビザールやロン・エリオットのボウ・ブラメルズが代表格。ソフトロックファンには有名な「Triangle」に入った”Old Kentucky Home”はKFCのCMでも有名なフォスターの”My Old Kentucky Home”の一節を
挿入しててちょっとずるい
アレサの妹アーマ・フランクリンの”Love Is Blind”('63)も名カヴァーです。いつも書いてますがねーちゃんよりも好き。パワフルな歌声ですが可愛らしさも感じるのです。
https://www.youtube.com/watch?v=v4QDRCTFXSU
【名曲リレー2513】La#3
■Ooh La La / Slim Chance with Paul Weller,Ronnie Wood &Sam Brown(’04)
フェイシズの4thのタイトル曲を04年のロニー・レイン・メモリアル・コンサートから、再編スリム・チャンスにゲストのポール・ウェラー、ロニー・ウッドそしてサム・ブラウンという豪華キャストによるもの。しかし楽しいステージだ。紅一点のサム・ブラウンはスモール・フェイシズとも交流があったジョー・ブラウンの娘なんでマリオット、レイン、そしてジョージ・ハリスンのトリビュートには必ず駆り出されるのが面白い。
https://www.youtube.com/watch?v=NsTZMUDNuQg
【風土記】Gallagher & Lyle
ただいまのBGMはギャラガー&ライルの「The River Sessions」('04)なり。オリジナルアルバムはCD化されてるのに、Amazon Musicには後期の作品しかないので、このラジオセッション音源を。ジョージ・ハリスン・マインドたっぷりの”We”は、”Give Me Love”的なムードに満ちています。マッギネス・フリントやスリム・チャンスにいたベニー・ギャラガーとグラハム・ライルによるコンビです。
ソングライターとしてメリー・ホプキンやアート・ガーファンクルが積極的にギャラガー&ライルの作品を取り上げています。やはりアートが取り上げた”Breakaway”のヒットで知名度もぐっと上がったのです。くすんだ色の英国ポップとして忘れられない作者ヴァージョンです。リードvoはグラハム・ライルです。
https://www.youtube.com/watch?v=u40FqKgeBJA