Another Days

tomorrow's another day、some say …

ピグバグ、カルメン、バエズ

【火曜UKNew Wave】ピッグバッグ

ポップ・グループのbassのサイモン・アンダーウッドが解散後結成したのがピッグバッグ。ジェームズ・ブラウンの曲に引っ掛けたタイトルがユニークな”Papa’s Got Brandnew Pigbag"('82)は、アフロビートとブラスとダブというのがキーワードでしょうか。日本ではバイクのCMにも使われたインストでした。ちなみにポップ・グループリップ・リグ&パニックマーク・スチュワート&ザ・マフィン、そしてこのピッグバッグに分裂したのでした。
 

【名曲リレー2508】eye#2

■Hungry Eyes / Eric Carmen(’88)

大好きな人ではないけど才能は認める人に、エリック・カルメンがいます。ラズベリーズからソロになって何枚か聞いてますが、もちろんいい曲はあるけどどれも好きというには心苦しい。80’s半ばからたまにアルバムを出す寡作の人になってしまって、88年の”Hungry Eyes“は映画「ダーティ・ダンシング」のサントラからでした。全盛期のメロディ・メーカーぶりを知ってると物足りなさはありますが…

https://www.youtube.com/watch?v=2ssCL292DQA

 

風土記ジョーン・バエズ

初期にはプロテストなフォーク・シンガーで70'sにはポップロックの波にもまれてしまいますがよく通る清楚な歌声は変わらないジョーン・バエズ。75年の「Diamond And Rust」はオールマンズ、ジャクソン・ブラウンにまじってディランをカヴァー。”Simple Twist Of Fate”では後半ディランの歌真似も披露。途中のgソロはラリー・カールトンだった気がします。

ただいまのBGMはジョーン・バエズの「Blowing Away」('77)なり。A&Mを離れPortraitに移籍した頃。ポップロックの波にのまれていますがサザーランド・ブラザーズ("Sailing")やトラフィックのカヴァーを含みます。この”Many A Mile To Freedom”なんて結構珍しい曲をチョイスして気持ちいい。某ごうきさんに相当前にお勧めされた1枚でした。