Another Days

tomorrow's another day、some say …

イーグルス、スモフェ

【月曜は鷲をめぐる30曲】3・Run Boy Run / Longbranch Pennywhistle('69)

10年くらい前にイーグルスが数少ないオリジナルアルバムを何度目かのリマスター(自称リマスタも含めると二桁いってるかも)で箱にして出した時、習作以外何物でもない若きグレン・フライとジョン・デイヴィッド・サウザーによるロングブランチ・ペニーホイッスルのアルバムもそこに入れてたのは驚いた。よほどブツがないというか、ブート音源のライヴをリマスターして出すわけでもなくこれを出すか!という感じで。

ある種の人たちは名盤とまつり上げますが珍盤であって決して名盤ではない。若き二人の青春のスケッチというべき作品。もちろんサウザーのファーストに入った”Kite Woman”のオリジナルやライ・クーダー(g)参加という話はありますが。”Run Boy Run”はイーグルスでグレンが書くロックンロールにも似たメロディーで初期のジャクソン・ブラウンがステージで”My Redneck Friend”につながるメドレーに挿入してたこともありました。

https://www.youtube.com/watch?v=i1MPkbPCSoE

 

【名曲リレー2535】all#3

■All Or Nothing / Small Faces(‘77)

スモール・フェイシズの代表的ナンバーで、スティーヴ・マリオットは生涯歌い続けてきました。動画は77年の「Playmates」で再結成したスモール・フェイシズのBBCのOGWTでのライヴ。ロニー・レインに代わってコチーズやフランプトンズ・キャメルにいたリック・ウィルス(後にフォリナーロキシーなどに加わる大ヴェテラン)。

https://www.youtube.com/watch?v=6pyJ7XjwMWA

 

ただいまのBGMはヴォイジャーの「Halfway Hotel」('79)なり。トン・トン・マクートのポール・フレンチ(kb,vo)が結成した4人組ポップ。ジャケットがヒプノシスゆえプログレとみなされる場合も多いけどそこまでねじれておりません。とにかくシングル曲の”Halfway Hotel”のメロディアスな感じが心地いいです。この曲は全英33位まだ上がったのだとか。dsはディッケンの方のミスター・ビッグの出身で後にマリリオンに加わったのだとか。