Another Days

tomorrow's another day、some say …

ストーンズ、路地、キングフィッシュ

【木曜は60周年だよストーンズ】13・As Tears Go By

元々はミックとキースがマリアンヌ・フェイスフルに書いたもので(クレジットにはアンドリュー・ルーグ・オールダムの名前も)、イギリスでは”神経衰弱”のB面、米ではA面で6位まで上がるヒットとなりました。ストリングスをバックに歌われ、メンバー全員が参加してるわけでないことからビートルズの”Yesterday”に触発されたとも言われてます。動画のサムネは幻の73年の来日記念盤シングルのジャケを使用。英米の「Big Hits」にも収録。

https://www.youtube.com/watch?v=YSOug7PFEL0

 

【名曲リレー2517】baby#3

■Angel Baby / Rosie &The Originals(’61)

ジョン・レノンの「Rock And Roll」で知ったこの曲は素っ頓狂なvoのロージー・ハムリンのオリジナルで61年というガール・グループ時代ながら50’sのロックンロールの香り漂うナンバー。山下達郎は“おやすみロージー”というロージーに捧げた曲を書いてますが、このvoが味わい深いのです。全くの余談ですが今池ピーカン・ファッジの閉店の日にきわめて安価で買った最後のCDがロージーの英Aceからのコンピでした(サムネのやつ)。

https://www.youtube.com/watch?v=9xm3qnh1sck

 

キングフィッシュは、ゴスペル・オークというフォークロック・バンドにいたマシュー・ケリー(harp,vo)とNRPSのデイヴ・トーバート(b,vo)を中心にしたブルージーなバンドでここにデッドのボブ・ウィア(g,vo)が加わりデッド関連のレーベルRoundよりデビュー。僕はJetに移籍した2枚目のライヴ盤「Live’N'Kickin’」('77)というのが好きでカヴァー中心の選曲ですがよく聞いてました。”Juke”はケリーのハーモニカをたっぷりフィーチャーしたR&Bっぽいインストです。

https://www.youtube.com/watch?v=0Y1zpybXg4E

ただいまのBGMはキングフィッシュの「Kingfish」(’76)なり。デッドのボブ・ウィア(g)が76年に加わったファンキーロックで、”Hypnotize”はフリーソウルの時代に再評価されるという意外な展開で、Roundから出てたこのファーストは一時期結構高値でした。今聞けば70’sの日本のシティ・ポップのアッパーな曲にも似たムードはあります(もちろんこっちが本家)。