Another Days

tomorrow's another day、some say …

ウエルズ、ニュートン、レイク

【金曜60'sもの】3・My Guy / Mary Wells('64)

スモーキー・ロビンソンが書いたメアリー・ウェルズの”My Guy"は、テンプテーションズの”My Girl”(こっちもスモーキー作)と文字通り恋人関係にあると書いたのは誰だったか、うまいこと言うなあと思ったものです。メアリー・ウェルズはMotownのシンガーの中で僕にはあまり印象ない人なんですが、#1ヒットとなったこの曲は特別です。

https://www.youtube.com/watch?v=mZyj-1QzFHw

【名曲リレー2518】angel#2

■Angel Of The Morning / Juice Newton(‘81)

メリリー・ラッシュの“Angel Of The Morning”を80’sにカヴァーしたのがジュース・ニュートン。70’s後半にはシルヴァー・スパーというカントリーロック的なバンドにいましたがソロになって80’s的な音とカントリーを合体させた感じでブレイク。この80’sの活動にいわゆるルーツロック的な味わいがないのが今思うと残念ですが、いいメロディーのバラードです。

https://www.youtube.com/watch?v=HTzGMEfbnAw

 

ただいまのBGMはグレッグ・レイクの「Greg Lake」('81)なり。EL&P解散後のリリースでゲイリー・ムーア(g)のサポートもあって日本盤の帯にはグレッグ・レイク&ゲイリー・ムーアの文字が(勇み足です)。朗々と歌われる"Let Me Love You Once"は、ダスティ・スプリングフィールドのカヴァーで(オリジナルは米カントリーのバーバラ・フェアチャイルド)結構好きなバラードです。ゲイリー・ムーア(g)、テッド・マッケンナ(ds)、トミー・アイア(kb)、トリスタン・マーゲッツ(b~レイクがprodしたスポンテイナス・コンバッションのメンバーでした)のサポートで完成したもの。

 

EL&Pの寄せ集め「Worls 2」(’79)にやっと収録されたグレッグ・レイクの”I Believe In Father's Christmas"は75年のクリスマス・シングルとしてリリースされました。プロコフィエフの”トロイカ”が引用されています。歌詞はピート・シンフィールドが書き、オーケストラの壮大なアレンジが聞きもの。「Works2」に入ったヴァージョンはオーケストラ抜きのシンプルなarrでした。

https://www.youtube.com/watch?v=yfY4b1NszpY