Another Days

tomorrow's another day、some say …

DC5、ドアーズ、イーストン

【金曜60'sもの】2・Any Way You Want It / Dave Clark Five('64)

原盤権をデイヴ・クラークが持っていた事でなかなかCD化されず結果として再評価のタイミングを失い、怪しげなCDが乱発されるという不幸なパターンとなってしまったDC5。そのピークはちょうど”Any Way You Want It”が出た頃でしょうか。強力な音圧にビビりますが、saxがメンバーにいるロックンロール・バンドとしては一昔前のスタイルながら、マイク・スミスのシャウトで聞かせます。本国以上にアメリカで人気があったようです。

https://www.youtube.com/watch?v=ps3FFsY79TY

 

【名曲リレー2511】woman#3

■LA Woman / The Doors(‘71)

それまでbassがいないことがバンドの裏の売りだったこともあったドアーズですが、「LA Woman」の頃にはジェリー・シェフ(b)やマーク・ベノ(g)がサポートで入っています。ドアーズに関しては60’s末に出てきた無数のサイケ風ビートバンドの中から頭一つどころ五つとびぬけた存在だったのはジム・モリソンの存在感とレイ・マンザレクのorganだったとおもうのですが、そういう特別感が気になって、逆に僕はあまり楽しめなかったのですが後期になるとモリソンのカリスマ的な特別感も薄れてきてブルーズ・ロックの一つとして僕は楽しめるようになりました。

https://www.youtube.com/watch?v=vHXjcdNIN-Q

 

風土記シーナ・イーストン

ただいまのBGMはシーナ・イーストンのファースト「Takin’ My Time」(’81)なり.。ONJ以来久々に登場した洋楽アイドルで、80's初めの英国ショービズ的なよく作られたポップスでとてもよく聞きました。”Voice On The Radio”は顔も知らないラジオのDJの声に恋する話で、チャーリー・ドアの”Pilot Of The Airwaves”にも通じるテーマでした。

 

シーナ・イーストンのファースト「Takin’My Time」('81)は、よく出来た英ショービズ的ポップスで、元キャラヴァンのデレク・オースティン、パイロットのビル・ライオール、ヘッドストーンにいたペーター・ヴァン・フッケなど英ロックの人たちが食いつなぐためにスタジオ仕事として参加。セイラーのフィル・ピケットが書いた後期セイラーのカヴァー"Don't Send Flowers"が1曲目でした。珍しい来日公演のライヴがつべにありました。

https://www.youtube.com/watch?v=2yI88bM27mE