Another Days

tomorrow's another day、some say …

鍵盤

ドゥービー、N&Y

【木曜鍵盤曲】Here To Love You / The Doobie Brothers('78) 鍵盤弾きとしてのマイケル・マクドナルドの功績は、”What A Fool Believes”のあのリズムパターンを作り出したことに尽きるのですが「Minute By Minute」の1曲目の弾けるようなピアノの”Here To L…

ハサウェイ、クイーン

【木曜鍵盤曲】What's Goin' On / Donny Hathaway('72) 別にこの曲じゃなくてもいいのですが、ダニー・ハサウェイってエレピ(ウーリッツァー)の名手だと思うのです。傑作「Live」では”You’ve Got A Friend"でのコール&レスポンスに耳が行きがちですが、冒…

タンジェリン、KSF、ニューカクタス

【木曜鍵盤曲】タンジェリン・ドリーム ざっくりいうと、ドイツのシンセ集団タンジェリン・ドリームは70's初めに英Virginと契約し世界にアルバムがリリースされるようになって広く知られるようになりました。3人のメンバーがアナログシンセを駆使し、スタジ…

キンクス、ジェネシス、バレンズ

【木曜鍵盤曲】Session Man / The Kinks 崎川晶子さん(チェンバロ)の”Lisa”という曲にグーゼン再会できたのですが、つべにもないんで方向転換。せめてチェンバロが入った曲を探したら、まずこれが浮かんできました。60'sからセッション・ピアニストとして…

ボウイー、トッド

【木曜鍵盤曲】Lady Grinning Soul / David Bowie(’73) かつて(今も?)”薄笑いソウルの淑女”という邦題がまったく意味不明だった”Lady Grinning Soul”は、ボウイーの奇抜なメイクジャケ「Aladdin Sane」から。メロディとは無関係なピアノで存在感を出す、マ…

*ドクター2、SHF

【木曜鍵盤曲】Honeydripper / Mac Rebennack('81) 昨日間違えて「Gumbo」の方を挙げてしまいましたが、ホントは木曜は鍵盤でした。で2日連続ですがドクター・ジョン。コロコロまわるpianoはセカンドラインと呼ばれるニュー・オーリンズ産R&Bでおなじみのも…

ウィンウッド、ドゥービー

【木曜鍵盤曲】Why Can't We Live Together / Steve Winwood(’03) スペンサー・デイヴィス・グループ時代から涼しい喉と重厚なハモンド・オルガンで知られてたスティーヴ・ウィンウッドはトラフィックの活動を経てソロになった当初は浮遊感あるシンセを使…

プライス、EQ

【木曜鍵盤曲】I Put A Spell On You / Alan Price Set(’66) アラン・プライスはアニマルズのkb奏者ですが、脱退後ソロになった作品ではクラシカルな教会音楽的なオルガンをR&Bやポップ曲に乗せる手法で成功させています。スクリーミング・ジェイ・ホーキ…

ドンシン、ルーアン

【木曜鍵盤曲】Pits Of Darkness / Don Shinn('69) ヴィネガー・ジョーの前身となったダダはもちろんエルキー・ブルックスのサザン・ソウル的なvoなしでは語られませんが、ドン・シン(kb)のモッズ的なノーザン・ソウル的なセンスもあってそうした音楽性が拮…

ニーロ、ドゥービー

【木曜鍵盤曲】Ooh Baby Baby / Launa Nyro 歌を引き立てるpianoといえばローラ・ニーロも忘れがたいものがあります。この人の場合歌とpianoはセットなんですが、遺作となった「Angel In The Dark」('01)は初期の研ぎ澄まされた鋭さはなく、まろやかなナチュ…

ザッパ、GG

【木曜鍵盤曲】Blessed Relief / Frank Zappa &The Mothers('72) ジョージ・デュークというと僕なんかはスタンリー・クラークとのクラーク・デューク・プロジェクトあたりを思い出しますが70'sはジャン・リュック・ポンティがらみでザッパのマザーズに加わっ…

プロコル、SADOL

【木曜鍵盤曲】Repent Walpurgis / Procol Harum organとpianoをそれぞれ専門にしたkb奏者をメンバーに持ったバンドは、音楽性はともかくザ・バンド的と言われる(スプーキー・トゥースやプロコル・ハルムも)のはある意味ザ・バンドの呪縛的なものではないか…

*ビリジョ、ブルドッグ

【木曜鍵盤曲】Root Beer Rag / Billy Joel ('75) ビリー・ジョエルの高速pianoが聞けるインストの”Root Beer Rag”は昔はステージのハイライトの一つでした。思わず体が動き出す楽し気なナンバー。アルバムでは「Street Life Serenade」('75)と売れなかった…

フリー、ザッパ

【木曜鍵盤曲】Easy On My Soul / Free('73) テキサス出身のkb奏者で70's初めに渡英すると末期フリーに加わり、並行して無数のセッションをこなしたジョン・ラビット・バンドリックはレゲエ(ウェイラーズ)からブルーズ・ロック(キャロル・グライムズ)、…

プレストン、ジョジョ

【木曜鍵盤曲】Outa Space / Billy Preston('71) ビリー・プレストンと言えば、ビートルズともストーンズとも共演した~という定番のマクラがありますが、”You Are So Beautiful”など歌ものより、僕としてはこういうファンキーなインストの小品をやってる姿…

Cレベル、キャプテン

【木曜鍵盤曲】Grand Laceny / Sea Level('77) オールマン・ブラザーズ・バンドが70's後半に活動を休止した際、グレッグとベッツのそれぞれのバンドとは別にチャック・リーヴェルが残りのメンバーと共にフュージョンの色合いが濃いシー・レヴェルを組んだの…

ラフD、スタキャ

【木曜鍵盤曲】Looking For You / Rough Diamond('77) 70'sの英ハードロック・キーボードの第一人者はなんといってもパープルのジョン・ロードです。マーシャルのアンプにハモンド・オルガンをつないでバンド内のギターに拮抗するような音を出したという時点…

ボス、トゥルーパー

【木曜鍵盤曲(新)】Jungleland / Bruce Springsteen &E Street Band 鍵盤が重要な役割の曲をピックアップ。スプリングスティーンのE・ストリート・バンドにあって華はクラレンス・クレモンズ(sax)だったりマイアミ・スティーヴ(g)だったりするのでしょうが、…