Another Days

tomorrow's another day、some say …

BME、クラプトン

【金曜はAtcoの人たち】ブルー・マウンテン・イーグル

解散したバファロー・スプリングフィールドのデューイ・マーティンが新たにニュー・バファローを組もうとしたことがありました。結局は実現しませんでしたがその時に集められたメンバーが新たに組んだのがブルー・マウンテン・イーグルで何とスティルスの”Marianne”でデビューするという意外な展開でした。結局は1枚出したきり。しかしジョー・バトラーズ・ラヴィン・スプーンフルとかジェリー・シャーリーズ・ハンブル・パイとかオリジナルメンバーではあるが中心メンバーではない人が継承する有名ヴェテラン・バンドはなんかなあ感漂います。

https://www.youtube.com/watch?v=5C2oWRonx6I

【金曜はAtcoの人たち】オールマン・ブラザーズ・バンド

サザンロックの第一人者でもあるオールマンズのデビューは69年ですが、まだCapricornはなくAtcoから。Capricornの設立は71年なのでフィルモアのライヴからになります。デビュー作は粗削りですが、ゆったりとしたスライドがサイケ効果をもたらします。”Dreams”は後に初のボックスのタイトルにもなりました。

https://www.youtube.com/watch?v=ESDqkzZOQCo&t=1s

 

 

 

 

 

 

【名曲リレー1606】let#3
■Let It Rain / Eric Clapton('70)
クラプトンの初ソロ「Eric Clapton」は大方のファンには拍子抜けの1枚だったようで、未だクリームの威光が強かった日本では特にそうだったでしょう。要は本人がやりたいものとファンが求めるものにずいぶん乖離があったわけで、スワンプ・ロック志向はデラニー&ボニーのライヴ1枚では当時なかなか理解されなかったのでしょう。だから「Layla」の成功は重要だったのではと感じます(「Layla」そのものもデュアンがらみで再評価されたのはこの30年ぐらいでしょうし)。「Eric Clapton」のラストに入った”Let It Rain”は少しリンゴの”It Don’t Come Easy“に似てますね。