Another Days

tomorrow's another day、some say …

チコ、プラント

【土曜はローウェルのお仕事】One Day Five Months Ago / Chico Hamilton(’73)
遠い昔フラッシュでキャシー・ダルトンの「Amazing」を買ったとき、店主の椿さんが、チコ・ハミルトンのアルバムにもフィートが参加してて滅法いい、と聞かせてくれたことを思い出します。ちょっと当時は手が出ない値段でしたが73年の「Chico The Master」(Stax)は、このジャズ・ドラマーのソロとしては僕は聞きやすかった。ビル・ペインはピアノを弾き、ここでのオルガンがスティルスのところのジェリー・エイエロというのが面白い。
 
【名曲リレー1516】slow#3
■Slow Dancer / Robert Plant('82)
ヴェテランも試行錯誤していた80年代。レッド・ゼッペリンが解散し82年にリリースされたロバート・プラントの「Pictures At Eleven」です。当時古参のゼップ・ファンは軽くなったという意見が多かったものですが、同じようなタイプの音をやっては比較されてしまうので苦しいところですね。ただ歌が出てくると引き締まる感じはします。dsにフィル・コリンズが参加してる曲が多いのですが、この曲ではコージー・パウエルが叩き、その種のファンの夢を実現した感じ。嬉しいのはストレッチ~PALと裏街道を歩いてきたポール・マルティネズ(b)が起用され(その後3枚くらい起用)、少しでも陽の目が当たったかなという気持ちです。ブロンコ、シルヴァーヘッドのロビー・ブラント(g~名前が似てるんで紛らわしい)の起用もヴェテラン重視でした。