Another Days

tomorrow's another day、some say …

マクガリグル、ダルトン

【金曜レアライヴ】Kate &Anna McGarrigle @ Rockpalast'77
 
こんなライヴ動画あったんですね。カナダのssw姉妹ケイト&アンナ(姉はアンナなのに逆)は、マリア・マルダーやリンダ・ロンシュタットが取り上げて注目され、75年にWarnerからデビュー。当時日本盤は出ませんでしたが、ノーマン・シーフによるモノクロのジャケは印象的で存在感ありました。その内容は少し暗いけど美しいメロディーが並んだもので、僕は好きになるのに時間が結構かかった記憶。ある意味sswファンの踏み絵的な1枚でありました。prodはフェアポートを手掛けたジョー・ボイドでした。77年にドイツのTV番組用のこのライヴは、banjo、violinを交えたアコースティックなものです。リズム隊がパット・ドナルドソン(b~元フォザリンゲイ)、デイヴ・マタックス(ds~フェアポート)ですがすごく抑えた演奏。赤いセーターがケイト(ルーファス&マーサ・ウェインライト母)で小柄な方でaccordion弾くのがアンナ。
 
【名曲リレー1522】station#3
■In A Station / Karen Dalton(’71)
ザ・バンドの音楽に夢中だったころ、聞きたくてしょうがなかった1枚がありました。カレン・ダルトンという女性シンガーの「In My Own Time」。ウッドストック系の名盤ガイドには必ず載ってましたが、リリースがJust Sun Shineというマイナーレーベルだったので出会うことはなかなかなかった。00'sに入ってこれまた聞いたことないレーベルから再発されたのですが、ニーナ・シモン的と評される声がクセ強くて、期待したほどではなかったですが。そのアルバムのベストトラックの一つがザ・バンドのカヴァーでリチャード・マニュエルが歌った”In A Station”でした。