Another Days

tomorrow's another day、some say …

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リンダ、トラフィック

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【水曜西海岸@75】リンダ・ロンシュタット 当時のBF、ジョン・デイヴィッド・サウザーの重要曲を取り上げたリンダ・ロンシュタットの「Prisoner In Disguise」は全米的なブレイク前夜の勢いを感じます。モータウンから同時代のJTやフィートのナンバー、そし…

JT、ポインター

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【水曜西海岸@75】ジェームズ・テイラー 前作「Walking Man」ではNYで録音されいつもの感じとは少し違っていたのですが、再びLAに戻ってきたジェームズ・テイラーが75年にリリースしたのが「Gorilla」。豪華ゲストによる芳醇なサウンドでこの路線は翌年の「I…

ポコ、ダン

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【水曜西海岸@75】ポコ 長年の住処だったEpicを離れABCと契約したポコは、この年心機一転の「Head Over Heels」をリリースします。リッチー・フューレイが辞め4人となって結束が固まった時期です。ティモシー・シュミット作の”Keep On Tryin’”はシンプルなつ…

ジョニ、ヤードバーズ

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【水曜西海岸@75】ジョニ・ミッチェル トム・スコットのLAエクスプレスをバックにしたライヴ盤を出した後、取り組んだ新作はクルセイダーズやロベン・フォード(g)、ジョン・ゲリン(ds)らクロスオーヴァー系のミュージシャンが加わった「The Hissing Of Summe…

スティルス、ガーヴェイ

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【水曜西海岸@75】スティヴン・スティルス 新たにColumbiaと契約したスティヴン・スティルスは傑作「Stills」を75年にリリース。昔のベーシック音源にダビングするなど過去の遺産を使用した寄せ集め(もちろん新録も多数あり)なアルバムですが、多方面から…

C&N、アイドル

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【水曜西海岸@75】クロスビー&ナッシュ 74年のCSN&Y再結成後再び別々の道を歩み始めた4人ではありますが、クロスビー&ナシュはABCに移籍し「Wind On The Water」を完成させます。捕鯨問題を歌った組曲を始め、充実してはいますが正直あまり聞かないアルバ…

イーグルス、リンデン

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【水曜西海岸@75】イーグルス 1975年といえばディスコ音楽がじわじわ人気を博したり、いわゆるsswの音楽にポップ・ソウル的なバッキングが付いたり(熱心なファンは「商業化」と呼びました)し始めた時期。西海岸的な乾いた明るいメロディアスな音作りが、全…

マグイン、ハイウェイ

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【水曜西海岸@74】ロジャー・マッギン かつて西海岸のシーンをけん引したバーズのロジャー・マッギンはその頃どうだったか?というと74年には「Peace On You」を出してます。オリジナルバーズ再編があった前年続けて充実した「Roger McGuinn」を出したところ…

ベリー、ジャム

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【水曜西海岸@74】Home At Last / Wayne Berry 前に挙げたマイケル・ディナーが未だCD化されていないのにウェイン・ベリーの「Home At Last」(RCA)は早くから日本でCD化されています。この人はLA出身でティンバーというカントリー・ロック・バンドにいた人…

フォゲルバーグ、マルダー

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【水曜西海岸@74】ダン・フォゲルバーグ LAから離れてコロラド州の山の中に移住するミュージシャンが少しずつ増えてきたのもこの時期。シカゴのprod、ジェームズ・ウィリアム・ガルシオがカリブー・ランチというレコーディング・スタジオを作ったことも関連…

ディナー、NGDB

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【水曜西海岸@74】マイケル・ディナー 名盤名盤と言われ続け未だにCD化されていないマイケル・ディナーの「The Great Pretender」です。FantasyからリリーされながらAsylumテイスト満載のカントリーロック。prodがCapitol時代のリンダを手掛けたジョン・ボイ…

アメリカ、フレイザー

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【水曜西海岸@74】アメリカ アメリカの74年は「Harbour」です。彼らの場合シングル曲とアルバム曲との優劣がはっきり感じられる部分もあって、ベスト盤で済ましてしまう気分になってしまいますが。前作「Hattrick」がセールス的に不調だったので、再びジョー…

ジャクソン、ラズベ

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【水曜西海岸@74】ジャクソン・ブラウン 74年には今もって初期の名盤と語られるジャクソン・ブラウンの「Late For The Sky」が出ました。個人的な出来事を真摯な言葉で語る(もしくは比喩を用いた言葉で暗示し、聞き手に想像させる)sswというスタイルの一つ…

リンダ、アクア

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【水曜西海岸】リンダ・ロンシュタット 契約の関係で古巣のCapitolから出たリンダ・ロンシュタットの「Heart Like A Wheel」は、それまでカントリーの分野で語られることが多かったリンダがポップの分野へ一歩大きく踏み出したアルバムでした。#1となったベ…

ドゥービー、フォーリナー

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【水曜西海岸(再)】ドゥービー・ブラザーズ スティーリー・ダンと交流が深いのは、サン・ノゼ出身のドゥービー・ブラザーズ。この時期はトム・ジョンストン全盛期でホーンズを加えたワイルドなステージを展開してました。ジャケットから見るとライヴ盤かと錯…

ダン、ナザレス

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【木曜西海岸@74】スティーリー・ダン 伝説のクラブ、トゥルバドールを拠点としたAsylumレーベルの人たちの一部(イーグルスやジャクソン一派)はもっと後になってから、テキーラ・サーキットとかメロウ・マフィアとか呼ばれるのですが、この辺と直接の交流を…

JS、JJ

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【木曜西海岸@74】ジェファーソン・スターシップ ここでいう西海岸とは主にLAを中心とした動きなんですが、シスコではどうだったかというと、すでにジェファーソン・スターシップの名前で活動していたエアプレインの残党を中心した新バンドがいよいよデビュ…

ジョニ、ストーンズ

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【木曜西海岸@74】ジョニ・ミッチェル 弾き語りのフォーク系sswだったジョニ・ミッチェルがポップ・ソウル的に華麗な変身(根本は同じですが)を見せたのはトム・スコットのLAエクスプレスをバックにした「Court And Spark」とライヴ盤「Miles Of Ailes」でし…

SHF、ホッパーシンクレア

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【木曜西海岸@74】サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド デイヴィッド・ゲフィンとエリオット・ロバーツが立ち上げたAsylumレーベルは、70'sの西海岸を代表するレーベルで、74年にはディランと契約を2枚ながら結び、ザ・バンドとのライヴ盤そして「Planet…

イーグルス、ハーパー

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【木曜西海岸@74】イーグルス 74年の新興勢力の筆頭にはイーグルスがおりました。すでに2枚のLPを出してましたが、グリン・ジョンズからビル・シムジクにprodを交代させ完成した「On The Border」は5人目のメンバーとして加わったドン・フェルダー(g)曲も入…

CSN&Y、ジェスロ

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【木曜西海岸@74(新)】CSN&Y 西海岸ロックのはじまりは、ビーチボーイズだとか、バーズだとか、バッファロー・スプリングフィールドであるとか、まあ諸説ありますが、70'sの西海岸ロックをずっと聞いてきた(リアルタイムは4年くらいですが)身からすると、…

ヴィッキ、エッグ

【月曜の女たち】ヴィッキ・ブラウン 60'sにはヴァーノン・ガールズというガール・グループで、70'sには旦那のジョー・ブラウンと一緒にブラウンズ・ホーム・ブリューに参加してた人。英国産スワンプとして語られるBHBは、実はもっと大衆的な音楽でロニー・…

フロイド、金延、ミーターズ、テンプチン

【和もの日曜日】金延幸子 先日FB友の長島さんが愚(というグループ)の事を書かれてて、そこに居た金延幸子を思い出してしまいました。「み空」('72)に感激したのはずいぶん昔ですしもう手元にはないのですが、ラストに入ったこの曲は大好きでした。和製ジ…

アストレー、ラビット&ゲイル、バーキン

【フルート・フライデー】#3・It's Too Hot To Sleep / Virginia Astley('83) プログレ方面に偏らないように思いつつ、これはロックなのか迷うところですが。 ヴァージニア・アストレイはネオアコ派として紹介されましたが、感触は音響ものとかクラシックに…

ポリス、バルーン・ファーム、ヘイズ、ダスティ

【水曜は最高位40位台】Secret Journey / The Police('81) 惜しくももトップ40にたどり着けなかった曲たち。 「Ghost In The Machine」の頃にはもう気持ちがポリスから離れてたんで、この辺あまり記憶にないのです。最高位46位。このジャケ見るとorzを思い出…

JG、タツロー、キャロキン、ゴッズ

【和ものの日曜日】山下達郎 気管支炎でサンプラザ公演を休んだそうですが、心配ですね。ちょっと懐かしいライヴ音源がつべにあったんで(きっとすぐに消されるんでお早めに)。この「For You」のツアーは新潟で見ました。 https://www.youtube.com/watch?v=Z…

真代、コーチマー、テイラー、ルイーズ

【土曜は世界一周】飛んでイスタンブール 黒海沿いにさらに南へ行くとトルコへ。トルコはアジアか?ヨーロッパか?という論争がありますが僕はアジアだと思うなあ。いずれにせよこの辺で大きく文化が変わる感じがします。イスタンブールは、昔の名前はコンス…

パルサー、ベック、ローニン

【フルート・フライデー】Apaisement / Pulsar('75) 仏プログレのパルサー(ピュルサー)のメンバーにもflute担当の人おりました。ローラン・リシャールという人でflとシンセ担当。75年のファースト「Pollen」はキングのヨーロピアン・ロックの第1回の1枚で…

テラノヴァ、オーガー、ジヴォン、カーティス

【木曜はマンフレッド・マン関係】6・コリン・パテンデン アース・バンドに関してはよく知らんので勉強も兼ねて。72年のデビュー作はPhillips(英)、Polydor(米)からリリース。しばらくはメンバー固定でbassはコリン・パテンデンです。アース・バンド以外で…

モット、アンドリュー、ナンシー、ストーンズ

【水曜は最高位40位台】Hot Stuff / The Rolling Stones('76) 惜しくももトップ40にたどり着けなかった曲たち。 「Black & Blue」からのシングル”Fool To Cry”(#10)のB面ながら,#46まで上がったファンキーなナンバー。ここまでストレートなファンクものは珍…