Another Days

tomorrow's another day、some say …

メロトロン

ゲイトリー、プリテン

【金曜はメロトロンの世界】20・The Way Your Love Is Going / Michael Gately('74) この項最後はアル・クーパーのつもりだったのですがクーパーがprodしたsswのマイケル・ゲイトリーの「Gately's Cafe」('74)から行きましょう。見た目とは裏腹の繊細な歌声…

ボウイー、マッドエイカーズ

【金曜はメロトロンの世界】19・Space Oddity / David Bowie 69年に出たデイヴィッド・ボウイーの”Space Oddity”で荘厳なメロトロンを聞かせるのはセッション・マンとしての有能だったストローブス時代のリック・ウェイクマンです。映画「2001年宇宙の旅」…

グリーンスレイド、IGB

【金曜はメロトロンの世界】18・Bedside Manners Are Extra / Greensalde コロシアム解散後デイヴ・グリーンスレイドが盟友トニー・リーヴス(b)、サムライのデイヴ・ローソン、元クリムゾンのアンディ・マカロック(ds)と組んだグリーンスレイドは、ダブルk…

チェレステ、EC

【金曜はメロトロンの世界】17・Eftus / Celeste('76) イタリアのGrogというレーベルからアルバムを出していたチェレステ(Celeste)の活動中の唯一作「Celeste」('76)はキングのユーロピアン・ロック・コレクションで紹介されてて、フルートとメロトロン…

ウィングフィールド、マンデル

【金曜はメロトロンの世界】16・Eighteen With Bullet / Pete Wingfield('75) 英国人ミュージシャンのR&B好きは広く知られていますが、70's初めにはジェリーブレッドというホワイトブルーズのバンドでpianoを弾いていたピート・ウィングフィールドはその後…

エルドン、キャサリン

【金曜はメロトロンの世界】15・In The Wake Of King Fripp / Heldon('75) エルドンは仏プログレですが、熱心なクリムゾン・フォロワーであることはセカンドの「Heldon II」に入ったこの曲からのわかります。ただ叙情的な感じではなく(そういう曲もあるの…

ホーク、デューリー

【金曜はメロトロンの世界】14・Assault And Beauty~The Golden Void / Hawkwind('75) ハイ・タイドから加わったサイモン・ハウスが弾くメロトロンとヴァイオリンがホークウィンドに新たな景色を加えている「Warrior On The Edge Of Time」の1曲目です。基…

LZ、プライス

【金曜はメロトロンの世界】13・The Rain Song / Led Zeppelin 「聖なる館」はkb類の導入が多いわりにメロウに流れることなくピリッとしてるのはさすがにこのバンドだなあと思います。ジョン・ポール・ジョーンズが弾きまくるメロトロンが染み入ります。 h…

ジョーンジー、クロディーヌ

【金曜はメロトロンの世界】12・Sunset And Evening Star / Jonesy('73) Dawnレーベルから登場したジョーンジーは、ジョンとトレヴァーのジョーンズ兄弟を中心とした哀愁のプログレッシヴ・ロックですが、ジェイミー・カレスのメロトロンが全編炸裂したセ…

トラフィック、ヒルマン

【金曜はメロトロンの世界】11・Dream Gerald / Traffic('74) アーシーなバンドとメロトロンの相性は悪いと思ってましたが、ミスマッチが不思議なムードを生んだ珍しい例。中期トラフィックの最終作にあたる「When The Eagle Flies」は大所帯からいつもの3…

ドゥルイド、3MA

【金曜はメロトロンの世界】10・Theme / Druid('75) プログレとそうでないのを隔週に並べてるのですが、70's初めのプログレ全盛期の人たちに影響された第2世代(総じて小粒でしたが)の代表がドゥルイドでしょう。僕はこの”Theme”というのが大好きでことある…

パープル、イーグルス

【金曜はメロトロンの世界】9・Anthem / Deep Purple('68) これはメロトロンが炸裂する曲ではないのですが、パープルですらメロトロンを使っていた、当時のサイケっぽい英ロックではトレンドだったというサンプルとしてチョイス。1期パープルはライヴはとも…

スプリング、ガブ

【金曜はメロトロンの世界】8・The Prisoner / Spring メンバーにkb奏者(専任ではない)がいて皆メロトロンを弾くので、トリプル・メロトロンという言葉ばかりが独り歩きしていますスプリングは、ウェールズ出身のフォーク寄りのプログレッシヴ・ロック。リ…

ゾンビーズ、ザッパ

【金曜はメロトロンの世界】7・Care Of Cell 44 / The Zombies('68) R&B色濃い演奏にロマンティックなコリン・ブランストーンの歌声が乗る形だったゾンビーズがDeccaからCBSに移籍したセカンド「Odyssey And Orachle」ではソフト・サイケ路線に変更していま…

ケストレル、マッカ

【金曜はメロトロンの世界】6・August Carol / Kestrel('75) 奇妙なジャケットの為ニッチポップ的に日本では紹介されましたが、スパイダー・フロム・マースに引き抜かれるデイヴ・ブラック(g)のバンド。リリースがCubeという比較的マイナー・レーベルなのに…

フェアフィールド、ロギ

【金曜はメロトロンの世界】5・Emily / Fairfield Parlour(’70) 60'sにはカレイドスコープの名前で活動してたサイケ・バンドが70'sに入るとフェアフィールド・パーラーとしてVertigoから「From Home To Home」というのを出しています。哀愁のメロディーに…

ムーディー、クリーム

【金曜はメロトロンの世界】4・The Story In Your Eyes / The Moody Blues ムーディー・ブルーズのマイク・ピンダー(kb)も初期からメロトロンを使ってきた一人でピンダーの弾くメロトロンはピンダートロンとも言われ、こうした音楽の第一人者とも言われてき…

クリムゾン、スティーヴィー

【金曜はメロトロンの世界】3・The Court Of Crimson King / King Crimson メロトロンご用達の一連の叙情派プログレのルーツともいえるのがクリムゾンとムーディー・ブルーズでしょう。クリムゾンの場合こうした叙情的な部分とダークで暴力的な部分が共存し…

ビートルズ、グローヴァー

【金曜はメロトロンの世界】2・Starwberry Fields Forever / The Beatles('67) メロトロンで検索すると最初に出てくる率が高いのがビートルズのこれです。このイントロのフルートをメロトロンで再現した(弾いてるのはポール)のは有名です。フェードアウトし…

ボンド、ヘッドストーン

【金曜はメロトロンの世界(新)】1・Lease On Love / Graham Bond Organization('65) メロトロンという鍵盤楽器の音色に哀愁を感じる方は多いと思います。60'sにはサイケ、70'sにはプログレのジャンルで使われたこの鍵盤楽器は操作、メンテナンスが複雑 なこ…