Another Days

tomorrow's another day、some say …

エアーズ、ウェンディ

【ケヴィン・エアーズの30曲+】13・Toujours La Voyage ('75)

「Sweet Deceiver」からもう1曲。”City Waltz"もそうですがスロー~ミディアム系の泣かせるメロディーの佳曲がこれ。エルトン・ジョンが流れるようなpianoを弾く曲で、ケヴィンの低音のvoがまたすばらしい。途中に入るオリーのgもまた〇。

https://www.youtube.com/watch?v=U8rMTkBUMmc

 

 

【名曲リレー2190】mad#2

■Mad Mad Me / Wendy Waldman(‘74)

マリア・マルダーのデビューソロの功績の一つにエイモス・ギャレットのメロウなgやウェンディ・ウォルドマンのソングライティングの才能を全世界に知らしめた事があります。カーラ・ボノフアンドリュー・ゴールドらと組んでたブリンドルはA&Mからシングル1枚出したきり(後に再結成)でWarnerと契約してウォルドマンはソロを出すのですが、セカンドの「Gypsy Symphony」に入ったのがマリアが取り上げた“Mad Mad Me”で狂おしい一方通行の愛情が歌われます。

https://www.youtube.com/watch?v=ElvbLrrlBW0

 

【先週の読書】

23012■黒石(ヘイシ)・新宿鮫XII / 大沢在昌(光文社)
鮫の最新刊。一連の金石(ジンシ)3部作の最終章?か。まあそんな人はいないと思いますが「絆回廊」「暗約領域」を読んどかないとチンプンカンプンですので。途中「毒猿」や「無間人形」「炎蛹」の事件の回想まではいって、てっきりシリーズは終わりなのだなあと思って読んでましたが、このラストでは終われません。
大沢さんの熱心なファンというよりは新宿鮫のファンでして、他の大沢作品は近年個人的に納得いかないもの増えてますが、「黒石」は結構読み応えありました(2022)。
23013■あの子とQ / 万城目学(新潮社)
脱吸血鬼化がトレンドの時代、ある吸血鬼一家の長女弓子(高2)が主人公のストーリー。コメディ風に始まってそれはそれでよかったのですが途中からなんだか収拾つかなくなって… 近作はごぶさたばかりの万城目さん、これはイマイチでした(スマヌ)。途中までチームSの中ちゃんの声で読んでましたが。(2022)
23014■四季・奈津子 / 五木寛之集英社文庫
タイトルで、自動的に烏丸せつ子のπが浮かんでくるのですが、リアルタイムでこれ読んだとき、高校生だったので主人公の生き方全然理解できませんでした。還暦むかえての再読では、すっかりストーリーを忘れてましたが、そういう生き方する人もいると今では思います。続きも読みます。読んだやつは昔上下巻だったものを合体させた00年の改定新版(1980→2000)。