Another Days

tomorrow's another day、some say …

クリムゾン、スティーヴィー

【金曜はメロトロンの世界】3・The Court Of Crimson King / King Crimson

メロトロンご用達の一連の叙情派プログレのルーツともいえるのがクリムゾンとムーディー・ブルーズでしょう。クリムゾンの場合こうした叙情的な部分とダークで暴力的な部分が共存しているのが異色。デビュー作の「宮殿」のタイトル曲ではタイトなリズムにすき間を縫うようにストリングスの役割をするメロトロンとアコギ、フルートがグレッグ・レイクの朗々たる歌声をサポート。フォロワーの多くの叙情型プログレバンドがこの叙情的な部分に耽溺してしまってる(それはそうで需要はあったのでしょうが)のに比べ本家はさすがに抑制されてます。それでも「宮殿」ではいささか垂れ流しの部分あり。さらにメロトロン弾いてるのがダークな部分も担っているロバート・フリップというのが面白いです。

https://www.youtube.com/watch?v=ukgraQ-xkp4

 

【名曲リレー2181】it#3

■Think About It / Stevie Nicks(’82)

元々は「Rumours」に漏れたアウトテイクでしたが、スティーヴィー・ニックスは初ソロ「Bella Donna」で再演。クリスティンに捧げられた美メロ曲で、スティーヴィーのゲロゲロ声(失礼)も炸裂し大好きなヴァージョンです。

https://www.youtube.com/watch?v=2-6l3JP9mEg