【オムニバスを聞く日曜日】Vertigo Classics And Rarities 1969-73 Vol.1（Phonogram:8465222-UK'90)
旧カタログの再編集がCD化という名目で始まった90年には、すでにVertigoの音源は独Repertoireから(オリジナル・マスター・テープかどうかという問題はさておいて）続々とリリースされてた記憶。その総本山であるPhonogramがそのレーベル名でリリースしたぬるいコンピCDが本作。Vol.1と銘打ってますが続編は出なかったと思います。メイ・ブリッツ、ブラック・サバス、クリア・ブルー・スカイ、ウォーホース、クレシダなど単独でCD化された有名バンドに混じって、ミック・ロンソン以下スパイダーズ・フロム・マースの前身ともいえるロノ（Ronno）のシングル曲や、ハードともプログレともいえない音であまり語られないホーカス・ポーク（Hokus Poke）が割と珍しいかもです。
72年の「Earth Harmony」1枚で消えるホーカス・ポークはバンド名にフォーカスの影響があったのかも？”Hat Rag”はブルージーな味わいもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=S8GJJzEb6cs
ロンソン、ウッドマンジー、ボールダーを中心としたロノは、すぐでボウイに呼び戻されたのでこのシングル1枚のリリースのみ。”Power Of Darkness”はB面で結構キャッチーなハードロック。
https://www.youtube.com/watch?v=HSwWAkD7jhs
【名曲リレー2183】about#3
■Boy About Town / The Jam(‘80)
「Sounds Affects」に入った意外とストレートなビートナンバー。動画は81年の解散ツアーなんでホーンセクション付き。いつも思うがブルース・フォクストン(b)の動きもまたジャムの魅力ではあります。
https://www.youtube.com/watch?v=puiF1sr1dzQ
