Another Days

tomorrow's another day、some say …

ローウェル、フリー

【オムニバスを聞く日曜日】Rock And Roll Doctor~Lowell George Tribute Album(Kaigan:KGCW24-J'97)

日本のインディー系レーベルもまだまだ元気があった90's~00’s、日本クラウンが配給したKaigan Entertainmentというレーベルがありまして、ここが企画、原盤製作でローウェル・ジョージのトリビュートCDがリリースされました。リトル・フィートをバックにしたボニー・レイット、エディ・マニー、J.D.サウザー、愛娘イナラ・ジョージ、ジャクソン・ブラウンらに混じって桑田佳祐の参加(ただし日本盤のみ)が一部で賛否両論を呼んだのも懐かしい話題。ちなみにこの動画は津辺にはありませんでした。すべて新録。ジャケはネオン・パークで米盤は赤くなってます。

ランディ・ニューマンヴァレリー・カーターのデュエットになる”Sailin’ Shoes”は、コケティッシュヴァレリーのvoがいい感じ。ちょうどジャクソン・ブラウンのバンドに加わっていたころで、バンドメイトのマーク・ゴールデンバーグがprod

https://www.youtube.com/watch?v=lg-RjPTXiT4

フィートのデビュー作に入った”I've Been The One”では、ジャクソン・ブラウンが朗々たる歌声を聞かせ、デイヴィッド・リンドレイが痒い所に手が届くようなlap-steelを聞かせます。

https://www.youtube.com/watch?v=h1cVcwp9Dcc

イナラ・ジョージはローウェルの娘で、96年にロード(Lode)というバンドを率いて”Tデビューとなりました。この”Trouble”では、ヴァン・ダイク・パークスライ・クーダーがサポート。その後ソロ、ザ・バード&ザ・ビーズなどで活動しています。

https://www.youtube.com/watch?v=kVDW5B5z_E4

 

【名曲リレー2176】water#2

■Muddy Water / Free(’73)

「Heartbreaker」のいくつかの曲はラビット・バンドリック(kb)の色が出た哀愁のナンバーですが、この雨の日曜の午後の部屋で流れてそうなムードが心地いいです。“Muddy Water”もその仲間。昔からラビットのせいで甘口のブルーズ・ロックになったみたいなコメントが多くてかわいそうですが、ラビットが果たした役割の大きさは英ロックをずっと聞いてると分かります。

https://www.youtube.com/watch?v=3dLpyQV8uLM