Another Days

tomorrow's another day、some say …

アストレー、ラビット&ゲイル、バーキン

【フルート・フライデー】#3・It's Too Hot To Sleep / Virginia Astley('83)

プログレ方面に偏らないように思いつつ、これはロックなのか迷うところですが。

ヴァージニア・アストレイネオアコ派として紹介されましたが、感触は音響ものとかクラシックに近い手触りです。83年の「From Gardens Where We Feel Secure」は、早すぎたニュー・エイジというかヒーリングというか、1日の風景を曲にしたコンセプトLPでした。このフクロウ?の鳴き声とピアノとフルートによる静かな"It's Too Hot To Sleep"はラストに入ったもの。吹いてるのはだれかわかりませんが、好きですこういうの。フルートものではないですけど、”A Summer Long Since Passed”という曲がホントに好きなのです。

https://www.youtube.com/watch?v=NHG_OS08JyE

 

【名曲リレー954】and#2 

■You And I / Eddie Rabbit & Crystal Gayle('82)

これは相当懐かしいカントリー風バラード。82年だったのか。若くして亡くなったエディー・ラビットがメインの曲ですが、クリスタル・ゲイルのvoもよかった。最高位7位。

 

https://www.youtube.com/watch?v=C_lm_stCNP4

 

 

【69年の100曲】34・69 Annee Erotique / Sege Gainsbourg & Jane Birkin
 
この年”ジュテーム”をヒットさせたゲンズブールバーキンカップルでしたが、この曲元々はゲンズブールブリジット・バルドーと録音したものが、BB側の許可下りずに、バーキンと録り直したものとか。ジェーン・バーキンの同名のアルバム「Jane Birkin et Sege Gainsbourg」でゲンズブールと一緒に歌ってるのは”ジュテーム”と"69はエロの年"という邦題の”69 Annee Erotique”だけだそうです。90’sに渋谷方面で再ブレイクしたゲンズブールバーキンですが、この当時は日本ではキワモノ扱いだったようです。ただバーキン映画女優としてのフェミニンな魅力はこのころからちゃんとあります。
 
 
【徒然なるままに西海岸の名曲を…】16・One More Song
 
ロブ・ストランドランドのアルバム('76)のラストには、ジャック・テンプチン作の”One More Song”が入ってたことに気づきました。珍しいんでこっちのヴァージョンも。もちろんランディー・マイズナーが2枚目で取り上げたことで知られたものですが、ジャクソン&リンダの珍しいヴァージョンもつべにあります。
 
 
 
【徒然なるままに西海岸の名曲を…】18・Midnight Light
 
ピート・カーといえばアラバマのマッスル・ショールズのスタジオ・ミュージシャンですがレニー・ルブランとのルブラン&カーとして活動してたこともありました。”Desperado”のかヴぁーもありましたが、そういうものよりも(^^)、こっちを聞いてほしいなあ。”Midnight Light”です。
 
話をテンプチンに戻しますと、ソロ以前にはAristaからファンキー・キングスの一員としてアルバムを出してます。リチャード・ステコール、ジュールズ・シアーにテンプチンという3人のsswがいたこのバンド大いに注目されたんですが鳴かず飛ばずでした。テンプチンが書いた”Slow Dancin'”はイギリスのユニコーンやジョニー・リヴァースが取り上げています。リヴァースのミッドナイト・スペシャルの動画がありました。
 
ジョニー・リヴァースがヒットを連発してたのはやはり60’sで、70’sに入ると「昔の人」感があるのは否めないのです。それでも72年の「LA Reggae」にはヴァン・モリソンの”Brown Eyed Girl”の軽快なカヴァーもあってなかなかいいです。
 
ジョニー・リヴァースの70’sの作品で大きくフィーチャーされてた人にマイケル・ジョージアデス(kb)という人がおります。77年に元イーグルスのバーニー・レドンと共作アルバムを出した人。ハードになったイーグルスになじめなかった人は大体この「Natural Progression」というアルバムを好きです(^^) 僕は過剰なストリングスとか少しなあと思ってしまうのですが、prodは旧知のグリン・ジョンズでした。
 
ㇾドン=ジョージアデス・バンドのリズム隊はブライアン・ガロファロ(b)=デイヴィッド・ケンパー(ds)でこの二人はジョン・スチュワートの70’sのアルバムに参加してました。「Sunstorm」('72)は傑作だと思います。カントリー・ロック風味もあるフォークロックですが、力強いのです。この曲の2人が参加してるかどうかはわかりませんが、大好きなタイトル曲を。ジェームズ・バートンが弾くel-sitarが気持ちいいです。