Another Days

tomorrow's another day、some say …

CSN&Y、ジェスロ

【木曜西海岸@74(新)】CSN&Y

西海岸ロックのはじまりは、ビーチボーイズだとか、バーズだとか、バッファロー・スプリングフィールドであるとか、まあ諸説ありますが、70'sの西海岸ロックをずっと聞いてきた(リアルタイムは4年くらいですが)身からすると、音楽的ピークにあったのは72~3年頃、本国では音楽ビジネスになると踏んだ(つまり西海岸風というのが増えた)のが74~75年あたり。日本ではさらにタイムラグがあり、ファッション、ライフスタイルを含めたの風俗としてのアメリカ賛歌のBGMとなってウエスト・コースト・ロックは建国100年で大いに盛り上がった76年あたりがピークだった感じでした(実際この時期はオイルショックで、表現方法も一つの分岐点でロックの暗い時代と言われてまして、その暗いムードをパンクが風穴を開けた、と言われてます)。

本国では76年頃からポップロックと言われたメロディアスな音とディスコが台頭してゆき昔ながらの西海岸サウンドは、あっというまに「懐かしの~」になってしまうというのが通説。ではありますが、自分に一番フィットするのが74~76年あたりのレイドバックした音なのです。

というわけでまずは74年の西海岸的には最大のトピックだったCSN&Yの再結成。14年に発掘されたライヴから、ナッシュの「Wild Tales」に入った"Grave Concern"です。僕はこのナッシュのセカンドソロを全く買ってなかったのですが、この発掘ライヴで大いに見直したものでした。ちなみにこの時のバックにはティム・ドラモンド(b)とラス・カンケル(ds)、ジョー・ララ(perc)が参加しています。

https://www.youtube.com/watch?v=NjRYQFjPncI

 

【名曲リレー1437】living#2
■Living In The Past / Jethro Tull('69)
 
やっぱり苦手なジェスロ・タルですが、1ダースくらいのアルバムはトライしてみたのですが結局は好きな曲が何曲かある程度。69年のこのシングルは割と好き。多分僕がフルートに求めてるリリカルな感じとかとは真逆だからでしょうねえ。ちょうど「Stand Up」の頃でgはミック・アブラハムスではないようです。