Another Days

tomorrow's another day、some say …

テラノヴァ、オーガー、ジヴォン、カーティス

【木曜はマンフレッド・マン関係】6・コリン・パテンデン

アース・バンドに関してはよく知らんので勉強も兼ねて。72年のデビュー作はPhillips(英)、Polydor(米)からリリース。しばらくはメンバー固定でbassはコリン・パテンデンです。アース・バンド以外では名前も聞かない人ですが、脱退後dsのクリス・スレイドと一緒にテラ・ノヴァというバンドを組んで80年に1枚出してます。なんとゴー・ウエストのピーター・コックスがいたグループで初聞きですけど、80年リリースなのに古いのか新しいのかわからない、わかりやすさがあります。

https://www.youtube.com/watch?v=ecXGSJLLuR0

 

【69年の100曲】25・Light My Fire / Julie Driscoll,Brian Auger & The Trinity
 
ブライアン・オーガーのモッドなオルガンとジュリー・ドリスコールのvoを2枚看板としたトリニティの2枚組傑作「Streetnoise」は、ジョルジオ・ゴメルスキーのMarmaladeからリリースされたもので、ローラ・ニーロニーナ・シモン、ドアーズのカヴァーをはじめ強力なオリジナルが詰まっています。ドアーズの”Light My Fire”のカヴァーは、たっぷり弾きまくるオーガーのオルガンも文句なしにかっこいいのですが、ホセ・フェリシアーノのヴァージョンを手本としたというドリスコールの説得力ある歌も魅力です。
 
 
【徒然なるままに西海岸の名曲を…】7・Lawyers,Guns And Money
 
ジヴォンが「ssw界のサム・ペキンパ」と呼ばれてた頃、僕はペキンパ映画を1本も見たことがなかったのでした。Asylum一派にあって触感が明らかに違う感じで、当時この種の音楽に漂ってた「やさしさ」みたいなものが一切なくストイックでドライなイメージでした。僕はリアル・タイムは「さすらい」ではなく”Excitable Boy”だったのですが、甘いメロディを排除したこういうロックンロールも最初はなじめなかったけどだんだん好きになってきました。バックはワディ、ケニー・エドワーズ、リック・マロッタとおなじみのメンツです。
 

【名曲リレー946】boots#2 

■7League Boots / Curtis Brothers('75)

中期クレイジー・ホースのカーティス兄弟がその後結成したカーティス・ブラザーズ・バンドは、フリートウッド・マックの”Blue Letter”の作者でもあります。「ファンタスティック・マック」と同時期に同じスタジオで録音した唯一作品もありますが、そこに漏れてしまったこの曲は、バッキンガム&ニックスも参加したナンバー。後にスティルスに贈ったのだけど、歌詞を書き直されCS&N再結成の”Southern Cross"となりました。ちなみにdsのトム・ムーニーは元ナッズで後にパリスの初代dsとなった人(ここでもマックつながりです)。

https://www.youtube.com/watch?v=TNEpFrOWooE