Another Days

tomorrow's another day、some say …

モット、アンドリュー、ナンシー、ストーンズ

【水曜は最高位40位台】Hot Stuff / The Rolling Stones('76)
 
惜しくももトップ40にたどり着けなかった曲たち。
「Black & Blue」からのシングル”Fool To Cry”(#10)のB面ながら,#46まで上がったファンキーなナンバー。ここまでストレートなファンクものは珍しかったかも。録音中は新しいギタリストが決まっておらず、ここではハーヴェイ・マンデル(g)が参加しています。当時ラジオでかかっても全然ピンと来なかったでしょうが、今なら好みじゃないけど、良さは少しわかりそう。
 
【徒然なるままに西海岸の名曲を…】6・Never Let Her Slip Away
 
サウザーの次はアンドリューですね。Asylum周辺のsswでは、いちばんビートルズの影響を感じさせる人で後年10CCの片割れとWAXを組むのもわかりますねえ。”Lonely Boy”も”Friend”もいいですが、僕が一番好きなのは宅録っぽいこの曲。トッド・ラングレンの影がちらつくのです。90’sにアンダーカヴァーによってダンサブルにカヴァーされたヴァージョンもありました(ラジオで流れてきてびっくりしました)。
 
 
【69年の100曲】24・Laugh At Me / Mott The Hoople
 
後に”All The Young Dudes”をヒットさせたグラムロックモット・ザ・フープルの姿はこのデビュー盤(ジャケットはエッシャーのワニでした)にはありません。ディランに強く影響された音楽で、演奏はザ・バンド的でもあります。ソニー&シェールのソニー・ボノのカヴァー”Laugh At Me”は、原曲をさらにディランっぽく料理したドラマティックなナンバーで、イアン・ハンターの歌が強力です。ミック・ラルフス(g,vo)の書くストーンズ的なロックンロールもまたいい味を出してました。このIsland時代は、後の商業的成功に沸いたCBS時代とは別のバンドの趣があります。
 

【名曲リレー945】walking#3 

■These Boots Made For Walkin / Nancy Sinatra(')

”にくい貴方”という邦題で知られたナンシー・シナトラの66年の#1ヒットです。しかしスカスカな音ですねえ。もともとは作者のリー・ヘイゼルウッドが歌うつもりで作ったということです。日本でも大ヒットしました(これ以前はフルーツ路線といわれるレモンだのイチゴだのの邦題の曲をヒットさせてます)。

 

https://www.youtube.com/watch?v=m2fPkzJsMU8