【水曜西海岸@74】ジャクソン・ブラウン
74年には今もって初期の名盤と語られるジャクソン・ブラウンの「Late For The Sky」が出ました。個人的な出来事を真摯な言葉で語る(もしくは比喩を用いた言葉で暗示し、聞き手に想像させる)sswというスタイルの一つの完成した形を示しています。そうした歌詞の面でもそうですが、デイヴィッド・リンドレー(g)以下の端正なバックが歌を引き立てるのです。どの曲も語りだすと長くなりますが、「悲しみを袋に詰めてごみ捨ての場所までもっていこう」と歌われる”The Late Show”はやはりたまりません(シヴォレの排気音やリンドレーのうねりをもったlapsteelなども含め)
【名曲リレー1493】come#2
■Come Around And See Me / The Raspberries('72)