Another Days

tomorrow's another day、some say …

トラフィック、ズーク

【フルート・フライデー】Feelin’Good / Traffic('69)
69年の5月に出たトラフィックの3枚目「Last Exit」。これが出た時点でメイスンが再び飛び出し、バンドは解散状態だったようですが、レーベルとしてはあたかもバンドが継続してる様なジャケ(キャパルディ以外はメンバーの表情が良くわからない)を付けた寄せ集めの内容になりました。A面はシングルA面B面や未発表曲を並べ、B面はメイスン抜きの3人で行ったフィルモアでのライヴです。ライヴサイドに入ったこの”Feelin' Good”という曲が昔から好きで、青白い炎のようなクリス・ウッドのfluteとスティーヴ・ウィンウッドのorganが印象的です(いささか不安定ですがそれも味)。「ドーランの叫び」というミュージカルの曲の様です。

https://www.youtube.com/watch?v=JZK1-jjuVn8

 

【名曲リレー2125】night#3

■Ladies Night / Judie Tzuke(‘79)

このエキゾティックでゴージャスな美女シンガー、ジュディー・ヅークが今の時代、若い姿で現役だったらもうSNSは大騒ぎだったろうねえ。Rocketからのデビュー作「Welcome To The Cruise」には、モ・フォスター(b~アフィニティー)、ペーター・ヴァン・フッケ(ds~ヘッドストーン)、スティーヴ・ナイ(p~ペンギン・カフェ)、レイ・ラッセル(g~ショパン)らヴェテランがサポートした渾身の1枚。なぜかプログレ方面に愛好家が多いのはケイト・ブッシュと同じ。“Ladies Night”はしっとりとしたバラードで歌いあげます。

https://www.youtube.com/watch?v=pfk0Aw1heuQ