Another Days

tomorrow's another day、some say …

ビートエラ、ディーコン

【オムニバスを聞く日曜】Watch Your Step~Beat Era Vol.1(Sequel:NEXCD107-UK'90)

60'sのPyeの有象無象のアーティストの音源は80's後半になってやっと整理され始めたようで、Castle CommunicationグループのSequel(その後Sanctuaryグループに統合されましたが今はどうなってるのかわからない)から、「Eraシリーズ」として「Pop Era」、「Soul Era」、「R&B Era」などとしてリリース。90年当時は出れば無条件で買ってたような記憶ですが、有名なのはキンクス、サーチャーズ、ロッキン・ベリーズハニカムズあたりまでで、あとは63~66年あたりのほとんど無名のビートバンドが収録。サーチャーズのトニー・ジャクソン(b)が脱退後に組んだトニー・ジャクソン&ヴァイブレーションズのタイトル曲は金属的なorganがカッコいいビートものです。トラフィック以前のデイヴ・メイスンとジム・キャパルディがいたヘリオンズがザ・レヴォリューションの変名でした”Shades Of Blue”とか、ジミー・ペイジがg参加したという話のファースト・ギアーの”Leave My Kitten Alone”とか。

 

【名曲リレー2120】kid#2

■Real Gone Kid / Deacon Blue(‘88)

80’sに英国でスティーリー・ダン的な音をしたバンドが話題になったことがありました。もちろん英国フィルターを通してのもの。ダニー・ウィルソン、チャイナ・クライシス、プリファブ・スプラウト、そしてこのディーコン・ブルーも。グラスゴー出身の5人組で、“Real Gone Kid”は88年のセカンド「When The World Knows Your Name」(Columbia)からのシングル。ダンサブルでソウルフルで楽しい曲。リッキー・ロストロレイン・マッキントッシュの男女voが絡み合うと電気が走る感じです。

https://www.youtube.com/watch?v=5SD4lI9GKUE