【水曜はCharismaの人たち】25 Genesis
Charismaレーベルの顔であるジェネシスは、とにかく初期は苦手でピーター・ゲイブリエルが抜けてフィル・コリンズが歌うようになってからやっとなんとなくピンとくるようになったものです。だから2枚組ライヴ「Seconds Out」('77)のピーター時代の曲をフィル・コリンズが歌うことには何の違和感もなし。むしろここで結構いい曲もあるのだなあと思った次第(でも積極的に聞こうとは思わなかった）。「Lamb Lies～」に入った”The Carpet Crawl”もまさにそう。トニー・バンクスのkbがとても心地いい。
https://www.youtube.com/watch?v=hYo_-fQ0o7g
【名曲リレー2116】hell#2
■Raise A Little Hell / Trooper(’78)
カナダのハードロック、トゥルーパーのヒット“Raise A Little Hell”(#58)で本国はともかくアメリカでは唯一のヒットシングルとなっています。ハードロックというよりはスウィート的なグラム風ポップロック。ProdはBTOのランディ・バックマンでこの人はゲス・フーから始まってカナディアン・ロック・シーンのドンともいえる存在の様です。キャッチーなメロディーとわかりやすい泣きのフレーズというのが70’sのカナディアン・ロックの魅力でありました。トゥルーパーはヤングジョッキーで渋谷さんがかけた“Gypsy Wheeler”(’76)が好きでした。
https://www.youtube.com/watch?v=pG_brDZoLAs
