【金曜はメロトロンの世界】11・Dream Gerald / Traffic('74)
アーシーなバンドとメロトロンの相性は悪いと思ってましたが、ミスマッチが不思議なムードを生んだ珍しい例。中期トラフィックの最終作にあたる「When The Eagle Flies」は大所帯からいつもの3人(ウィンウッド=キャパルディ=ウッド)にロスコ・ジー(b)というシンプルな編成になったものです。この長い”Dream Gerald”は繰り返されるシンプルなsaxのリフがファンク的に感じるのですがすき間を縫うようにメロトロンがフィーチャーされます。解散後ウィンウッドはマルチダビングでソロを完成させることが続くのですが、kb類の多用はこの頃からです。
https://www.youtube.com/watch?v=LobxiQ7u9DU
【名曲リレー2237】rise#3
■Rise And Fall / Chris Hillman(’77)
元々はヒルマンがSHFバンド時代にやった曲で、その後ヒルマンのソロでのライヴやマッギン・クラーク&ヒルマン時代も取り上げています、動画は77年のNYのボトムラインでのライヴで女性コーラスも印象的なナンバーです。
https://www.youtube.com/watch?v=zq8n3VX7frE