Another Days

tomorrow's another day、some say …

ケストレル、マッカ

【金曜はメロトロンの世界】6・August Carol / Kestrel('75)

奇妙なジャケットの為ニッチポップ的に日本では紹介されましたが、スパイダー・フロム・マースに引き抜かれるデイヴ・ブラック(g)のバンド。リリースがCubeという比較的マイナー・レーベルなのにやってる音楽はメインストリームのようなキャッチーなポップロックプログレとも親和性高い演奏は”August Carol”の間奏でいきなり飛び出すメロトロンの嵐(弾いてるのはスラック・アリスにも加わるジョン・クック)でも明らかです。

https://www.youtube.com/watch?v=ZWXUK0wX1go

 

【名曲リレー2202】woman#2

■Oh Woman Oh Why / Paul McCartney(‘71)

“Another Day”のB面”Oh Woman Oh Why”こそもっと語られるべき曲な気がします。71年と言うとスワンプロックのブームの真っただ中で、ジョージあたりはそのあたりにどっぷりつかってましたが、多分ヒュー・マクラッケンのルーズなスライドの入ったこの曲こそ。ポール流スワンプ・ロックだったのかもしれません。途中に入った拳銃のSEは本物だったそう。

https://www.youtube.com/watch?v=bOsCe3NCfLU

【今日のバカラック】What's New Pussy Cat

別のグループでも書いたのですが、<今日のバカラック>を始めるにあたってやはりこの曲から。初バカラックは「明日に向かって撃て」のあれではなく、カーペンターズのあれでもなく僕はこれでした。
高校生の頃CBCの深夜映画で出会ったピーター・オトゥールピーター・セラーズウディ・アレンロミー・シュナイダーウルスラ・アンドレス、キャピュシーヌ、ポーラ・プレンティス、主演のコメディー「何かいいことないか子猫チャン」('65)の主題歌でした。
トム・ジョーンズの豪快は歌声に触れたのも初。この映画バカバカしさ満点で広川太一郎の吹き替えも最高でした。ですから音悪いけど映画のオープニング・アニメーション(リチャード・ウィリアムス)のこのクリップで。