【金曜はメロトロンの世界】19・Space Oddity / David Bowie
69年に出たデイヴィッド・ボウイーの”Space Oddity”で荘厳なメロトロンを聞かせるのはセッション・マンとしての有能だったストローブス時代のリック・ウェイクマンです。映画「2001年宇宙の旅」の強くインスパイアされたナンバーでした。
https://www.youtube.com/watch?v=iYYRH4apXDo
【名曲リレー2293】morning#3
■Morning Blues / Mud Acres featuring John Sebastian & Happy Traum(‘77)
ハッピー&アーティ・トラウムのプロジェクト、マッド・エイカーズはマウンテン・ミュージック的なフォーク・セッションでマリア・マルダーらが参加したファーストから4年後に出た「Woodstock Mountains」(Rounder)では、ポール・バタフィールドやエリック・アンダースンらも参加。この“Morning Blues”は、セバスチャンが後に「Tar Beach」で取り上げるフォーク・ブルーズでハッピー・アーティーとのデュエットで聞かせます。
https://www.youtube.com/watch?v=9ZsKfgY4fdg
【エレクトリック・ギター】
パブロックからパンクの過度期に登場したドクター・フィールグッドのデビュー盤「Down By The Jetty」('75)は、あえてモノラル録音で60'sのビートバンドの熱感を出していました。ウィルコ・ジョンソンが指で弾くテレキャスターは、研ぎ澄まされた鋭利な刃物のようで暴力的な匂いがします。”All Through The City”は事実上のタイトル曲で波止場にたたずむメンバーの姿のジャケが浮かんできます。ソロよりもカッティングの方に耳が行きますね。