Another Days

tomorrow's another day、some say …

エルドン、キャサリン

【金曜はメロトロンの世界】15・In The Wake Of King Fripp / Heldon('75)

エルドンは仏プログレですが、熱心なクリムゾン・フォロワーであることはセカンドの「Heldon II」に入ったこの曲からのわかります。ただ叙情的な感じではなく(そういう曲もあるのでしょうが)、メロトロンとgのアルペジオをバックにフリップ風gが流れる、ミニマル的なもので、フリップの最初のソロやフリップ&イーノの世界に近いかも。「Stand By」というのが仏Eggを通じてキングから日本盤LPが当時出てました。

https://www.youtube.com/watch?v=8RqK1BI8ZyM

 

【名曲リレー2265】where#3

■Where Would You Start / Catherine Howe(’75)

現在はジャズ畑で知られているらしいキャサリン・ハウは、デビュー作が英フォーク系女性voの隠れた傑作として一部で高い評価がありました。“Where Would You Start”は75年のセカンド「Harry」(RCA)に入ったしっとり系バラードで、なかなかいいメロディー。ただファーストのある種神格されたムード(それは入手困難ゆえの付加価値でしょうが)とはずいぶん落ちついたのほほんなムードのアルバムでした。

https://www.youtube.com/watch?v=CyI3dQosJ58